ZEISS Partnership - Strategic Alliances

戦略的提携

成長の軌跡。

戦略的提携は、ZEISSの歴史に刻まれている特長の一つです。ZEISSは、卓越した企業を選び提携することで、パートナー社と共に新規市場に進出してきました。このビジネスモデルは、たび重なる成功を収め、両社の大きな発展につながっています。ここでは、一般消費者市場から映画制作まで、幅広い映像処理業界で活躍する大手企業との長年にわたる強力なパートナーシップを振り返ってみます。

  • Sony
    ZEISS Partners - Sony: CCD-TR555

    Handycam® CCD-TR555:Sonyとの初の共同開発製品。

    ZEISSとSony

    映像の美を極めるパートナーシップ。

    卓越したデザインとクオリティを求める人々が選ぶブランド、それがSonyです。1996年、Sonyは、ZEISSのレンズを搭載したカムコーダーの第一号機、Handycam® CCD-TR555を発表しました。それ以来、Sonyとの事業協力は拡大を続け、スマートフォンに装着できるレンズスタイルカメラ、Cyber-shot™シリーズ、アクションカムとミュージックビデオレコーダーのレンズ、さらにSony専用の交換レンズなどを世に送り出してきました。また、ZEISS はSony製品としてのレンズだけでなく、SonyのEマウント式カメラに装着可能な、ZEISS独自のレンズも揃えており、その製品ポートフォリオを一層充実させています。

    SonyとZEISSは、電子工学と光学の分野でそれぞれがもつ高い能力を一つにして、協力し合う体制を確立しました。その結果、両社は新しい市場の開拓に成功し、相互の協力から大きなメリットを得ています。Sony製品の交換用レンズは、SonyとZEISSが共同開発した商品です。ZEISSは工学的設計と開発の過程全体を通じてSonyと協力しています。さらに、開発したプロトタイプの試験とその判定が終わったら、製品の連続生産時のテスト仕様を決定します。Sony製品で最も広く使われているZEISSのレンズは、Tessar、Sonnar、Vario-Sonnarです。いずれも、T*反射防止コーティングが施されています。

    Sony製品のZEISSレンズは、アジアに拠点を置くSonyの工場で生産され、そのテストには、ZEISSによって設計・制作されたテスト機器が使われています。このテスト機器の1つにMTF-Tester K8があります。これは、カメラレンズや同様の機器の無限大の距離における変調伝達関数(Modulation Transfer Function:MTF)を測定する小型の多目的試験システムです。Sony製品のZEISSレンズは、Sony製品取扱店だけで販売されています。一方、ZEISSの製品は、ZEISS社独自の流通網を介して販売されています。

    ZEISSとSony

    ブログ記事 (英語でのみご提供しています)

  • Microsoft
    ZEISS Partners - Nokia: Nokia N90

    2メガピクセルカメラ付きN90:ノキアとの初の共同開発製品。

    マイクロソフトとZEISS

    モバイル通信と光学の最先端技術の出会い。

    ZEISSの持つ光学とレンズ分野の最新技術、そしてマイクロソフトのモバイル機器に関する知識と技術力を結合し、理想的なチームを結成しています。この提携契約は、元々2005年、当時のグローバル市場のリーダーであるノキアと結ばれたものです。その結果生まれたのが、当時は信じられないスペックの2メガピクセルカメラ付き携帯電話N90です。この提携は、マイクロソフトがスマートフォン市場を凌駕しつつある現在も続いています。

    マイクロソフトのLumiaスマートフォンは、抜群の画質を誇るカメラのおかげで大ヒット商品になっています。つまり、動く被写体のぶれを抑えるシャッターや高解像度のハイエンドセンサーなど、画質を向上するために同クラス最高の光学的機能が搭載されていることが評価されました。しかし、Lumiaの機能で特に人気を博したのは、その光学式手ぶれ補正機構です。ZEISSの光学技術を採用したスマートフォンは膨大な売上台数を誇っています。スマートフォンのカメラの仕様は、米国の製造業者が決定します。ZEISSとマイクロソフトのエンジニアたちは、仕様に合わせてカメラモジュールを共同で開発します。その後、ZEISSの品質基準に従って、マイクロソフトの厳しい監督のもと、スマートフォンが製造されます。

    マイクロソフトのモバイル機器には、1902年に考案されたのと同じ4枚構造のTessarレンズが搭載されています。このレンズは、小型ながら高精細で色収差が小さく、高速撮影可能な優れたレンズです。美しいデジタル写真を撮れるかどうかは、画素数だけではなく、レンズと撮像素子の質に左右されます。撮像素子の画素数が多い(つまり解像度が高い)場合でも、レンズの質がよくないと、質の悪い像を高解像度で写していることになります。さらに、画像の質は画素数だけでなく、画素一つひとつの質に依存します。画面に表示される画素の大きさは、その画面の物理的な大きさと性能によって変わります。

  • Logitech
    ZEISS Partners - Logitech: ConferenceCam Connect

    Logitech ConferenceCam Connect.

    LogitechとZEISS

    よりよい映像通信を共に目指して。

    Logitech(日本法人名は「ロジクール」)は、1995年に最初のウェブカメラを発表し、インターネット経由の映像通信が始まった当初から、ウェブカメラ技術開発の第一人者として活躍してきました。ZEISSは、2007年にLogitechと提携し、ウェブカメラの光学技術の発展に向けて記念すべき一歩を踏み出しました。今日、両社は企業のビデオ会議用カメラ「ConferenceCam」の開発と普及に注力しています。

    レンズの質は、ウェブカメラにとって最も重要な性能の一つです。レンズの質がよくないと、カメラの画素数がいくら多くても、画質は上がりません。ウェブカメラのレンズは、センサーが画像に変換する光をとらえます。きれいな画像を生成するには、光を多くとらえる高品質のレンズが必要です。LogitechとZEISSは、画像の鮮明度を上げ歪みを抑えるレンズを共同で設計しました。

    LogitechとZEISSが共同開発したレンズは、Tessarレンズの設計に基づいています。オリジナルのTessarレンズが特許を獲得したのは1902年ですが、今もZEISSの代表的なレンズと言われているのには理由があります。このレンズは、小型軽量ながら非常に鮮明な像を結び、まさにウェブカメラに打ってつけです。LogitechとZEISSは、ウェブカメラで最高の映像を得られるように、元の4枚構成のTessarレンズ5枚構成にしました。そのうちの2枚を貼り付け、歪みの少ない高詳細な像を撮像素子に写し込めるようにしています。実際に映し出される画像を見ると、違いが一目でわかります。

  • ExoLens
    ZEISS Partners - ExoLens: Lens Family

    ExoLens®のマクロレンズ、広角レンズ、望遠レンズ。

    ExoLensとZEISS

    携帯電話のカメラで撮影した写真の新しい品質基準。

    2016年、ZEISSは、モバイルアクセサリーのメーカー、フェローズのExoLensTMブランドと提携を開始しました。この提携によって、両社は携帯電話に装着するレンズ開発の大きな一歩を踏み出しています。洗練されたエレガントなデザインのアクセサリーレンズに、卓越した光学特性が組み込まれます。どのExoLens®レンズもZEISSと共同で開発され、T*®反射防止コーティングが施されているので、レンズ表面の反射が抑えられ、光の透過率が上がります。

    ExoLens®レンズは、携帯電話専用のアルミニウム製フレームにねじ込み式で装着できるようになっています。レンズ発売と同時に、iPhone® 1) 6と6s、iPhone® 6 Plusと6s Plus用のアルミニウム製フレームも販売を開始しています。

    ZEISSとExoLens™は、カメラ付き携帯電話に装着する広角レンズと望遠レンズを共同開発しました。これらのレンズの光学設計のことをMutar™ 2) といいます。このレンズには、焦点距離がありません。つまり、焦点が無限大に設定されています。距離無限大からクローズアップまで、幅広い距離の被写体を捉えられるので、風景写真と大写しの両方に適しています。

    どちらのレンズも非球面レンズで、端から端までくっきりした写真に仕上がります。また、色収差の補正も行われます。明るさが変化している部分や、特にハイライトの部分が変色することはありません。防塵と防湿加工が施されているので、屋外での撮影に最適です。

    カメラ付き携帯電話向けの広角レンズと望遠レンズに加え、接写時に抜群の威力を発揮するマクロレンズも開発しました。端から端まで鮮明な画像が得られ、目に見える歪みや色収差もありません。このマクロレンズは、現時点では、連続ズーム機能を備えた唯一の携帯電話向けレンズです。直径3~11センチの被写体を画面いっぱいに写すことができます。光を拡散するために、オプションの半透明のディフューザーを取り付けることもできます。被写体が均等に照らされ、至近距離からの撮影で被写界深度が浅くても焦点を合わせやすくなります。

    ExoLensは、携帯電話のカメラの新しい用途と可能性を切り開いている先駆者的存在です。ZEISSとExoLens™は、この急成長を続ける市場において、前代未聞の品質と汎用性を持つレンズを送り出すことを目指しています。

    ZEISS Partners - ExoLens: Apple iPhone

    Apple®のスマートフォンに装着するExoLens®広角レンズ。

    1) iPhone®は、Apple Inc.の商標です。

    2) ZEISS 登録商標「 Mutar」 は、アフォーカル(無限焦点)系のアクセサリーレンズシステム(コンバーター)のことを指します。企業広報上の表現を統一させるために、コンバーターも一括してレンズと呼んでいます。

    ExoLensとZEISS

    ブログ記事 (英語でのみご提供しています)

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