Distagon T* 2.8/15のモディファイ

遮光ブラインドなしバージョンへのモディファイ

改造前および改造後のDistagon T* 2.8/15

改造前および改造後のDistagon T* 2.8/15

Distagon T* 2.8/15は、大広角(110°:対角線、フルフレームカメラ)、高性能、ひずみの小ささ、優れた散光抑制を理由として多彩な用途を誇っています。
超広角レンズとして貴重な存在であるこのレンズが備えているのは、通常のねじ込み式フィルター(95 mm)の使用が可能なフロントフィルタースレッド。 これにより、例えばZEISS T* UVフィルターが使用でき、この湾曲が極めて大きなフロントレンズを汚れや傷から効果的に保護することができます。
Distagon T* 2.8/15のフロントレンズへの散光の入射を防止するため、このレンズは統合型の遮光ブラインドを備えています。 同様の性能を発揮する着脱可能遮光ブラインドをバヨネットで使えば、そのフロント部の直径がずっと大きくなってしまいます。
そこでZEISSは、グラデーションフィルターやND(減光)フィルターといった特殊挿入フィルターをフィルターホルダーシステムによりレンズの95 mmねじ留スレッドで使用できるようにDistagon T* 2.8/15を遮光ブラインドなしバージョンへ改造するサービスを提供します。
その場合、レンズの鏡胴フロント部を交換しますが、フロントフィルタースレッドはそのまま残ります。 改造されたレンズは、折り返し付きカバーの代わりに、フィルタースレッドにねじ込むアルミニウムカバーを備えます。
改造後は、このレンズでの遮光ブラインドは使えません。 したがって迷光対策が必要な場合は、サードパーティー製のフィルターホルダーやコンペンディウムをご利用いただくことになります。
ZEISSサービスが提供するこの改造の費用は、250ユーロ/338米ドル(付加価値税を含まず)です。 装備パーツ(鏡胴フロント部およびフロントカバー)の回収は、これに含まれます。 また、この価格には、包括的な機能・性能テスト、必要ならばレンズのクリーニングの費用も含まれています。 改造に要する日数は、ZEISSサービスへのレンズ到着後、土日祝祭日を除いて約5から10日です。
この改造サービスをご用命いただく場合、レンズをお近くのカメラ専門店を通じて、もしくは直接サービス部へ送ってください。 送られる場合、必ずレンズごとに必要事項を記入した修理依頼書を添付してください。


ZEISS修理サービス

 遮光ブラインドなしバージョンに改造されたDistagon T* 2.8/15

遮光ブラインドなしバージョンに改造されたDistagon T* 2.8/15

 遮光ブラインドなしバージョンに改造されたDistagon T* 2.8/15