Back To Top

もっと知る

お問い合わせ先

TEL: 06-6337-8031
FAX: 06-6337-7804

工業測定機部門は90年以上の歴史を誇ります

最先端の技術と製品を120年以上にわたり生み出してきたCarl Zeissの歴史は世界的に知られており、そのブランドは高い評価を得ています。とりわけ最高品質の顕微鏡やレンズシステムは有名です。Carl Zeissは当初から、このような高品質の製品を製造するために、測定および検査ツールも内製していました。それらを扱う当部門の前身は1919年に小規模でスタートしましたが、現在では座標測定機の製造において世界有数の企業の1つにまで成長しました。

Carl Zeissの設立は1846年ですが、個人経営企業からグローバル企業へと変わったのはその50年後でした。1847年に拡大レンズ付きのシンプルな顕微鏡の製造を始め、その後、顕微鏡に対する需要が急速に伸びたため、1880年代初めには工業生産においてより効率的な形態を導入する必要に迫られました。

イエナから受け継いだ測定機器

顕微鏡の製造で用いられる高精度なプロセスには、製造工程で使用される部品や工具の正確な測定とチェックも含まれていました。Carl Zeissは、第二次世界大戦後の政治情勢の変化により東ドイツと西ドイツの2箇所に分割されましたが、これが精密測定事業における大きなターニングポイントとなりました。当時、事業部門の重要な基盤は既に崩壊していました。しかしながら、アメリカ人によって東ドイツのイエナから西ドイツのハイデンハイムに移されたメンバーには部門の前CEOのKurt Räntsch博士が率いる指導者達が含まれており、西ドイツの事業部門は新天地での活動を開始しました。1950~60年代にかけ、2箇所に分割された精密測定部門は、高品質な測定機器を個々に開発しました。1974年、研究所マネージャーのKlaus Herzogが率いるチームが、測定および数値制御の電気出力を行える革新的な機器の研究を始めました。1972年初めには、精密測定部門は既に三次元測定機の開発に取り掛かっており、1973年にスイスのチューリッヒで開催された「Microtecnic」見本市で万能測定機UMM 500を発表しました。このUMM 500が世界中にインパクトを与え、近代工業用測定技術の開発とCarl Zeissの名前を強く結びつけることになりました。測定分野の諸条件の変化や部門の新しいプロファイルに対応すべく、1977年に精密測定部門は工業用測定機部門(IMT)に名称が変わりました。

築かれた礎

1970年代末までに、IMTは優れた成果を挙げることができました。「ZEISS三次元測定コンセプト」の開発は、座標測定分野を大きく発展させる革新的な設計工学の一例となりました。このコンセプトに基づき、三次元測定機 UMM 500、UMM 800、WMMおよびその他の機器が開発されました。これらの測定機では、包括的なプローブオプション、共通の制御システム、強力なコンピュータ、データプリンタ、定期的に更新されるソフトウェア、コンピュータ制御のCNC機能が実現されました。

トレンド

1980年代に世界はとうとうコンピュータ時代および情報化時代へ突入しました。測定技術分野では、2つの大きな流れが起こりました。1つは、角柱状コンポーネントの寸法、形状、位置の測定、または平面カーブや三次元カーブを持つ部品および歯車の測定の可能性を拡大する流れです。もう1つの流れは、「工業用測定技術」(industrial metrology) という重要なコンセプトの台頭です。「工業用測定技術」とは、座標測定技術を測定室から製造現場へシフトする、ゆっくりながら確実な動きを表す概念です。

新たな戦略

1990年代初め、IMTは持続的な成功を今後収めるための複数の柱から成る戦略を策定しました。これには、会社の製品のラインナップを広げること、対象とするグループの方向性をそのまま維持することが含まれており、この戦略の結果として1994年にエスリンゲンを本拠地とするStiefelmayer GmbHとの統合が行われました。これにより、IMTはカーボディ測定用ホリゾンタルアームCMMのサプライヤーとなりました。

革新

Carl Zeissは、革新的な新しい製品および技術の継続的な開発を行い、座標測定分野における流れを作り続け、自社のサービスをお客様のご要望に近づけるべく改善に注力し続けています。Carl Zeissは、大型の部品測定のためには超大型ガントリーおよびブリッジタイプの座標測定機を長年にわたり市場に提供してきましたが、2004年にCarl ZeissIMTはより小さいサイズの部品の測定分野にも乗り出しました。測定システムF25はナノメートル領域の測定をはじめて実現し、ミクロンオーダー部品の測定も可能となりました。さらにCarl Zeissは2006年、Dimensional X線CTスキャナMETROTOM® 1500を発表しました。この装置は、ワークの内部を測定することのできる、まさに革新的な測定機です。

将来を見据えて

Carl Zeissの測定技術の歴史は、独自の成功を収めてきた歴史でもあります。90年という歴史の中で、IMTはCarl Zeissグループの中でも重要な位置を占めることになりました。精密測定部門とCarl ZeissIMTによる重要な科学的知見と、測定機およびコンポーネントにおける革新の潮流は、測定技術および座標測定技術の発展に貢献してきました。現在、およそ2,200人の従業員が、Carl ZeissIMTのドイツの3拠点、中国、米国、インドの拠点で業務に携わっています。さらに、およそ100箇所の販売およびサービスセンターを世界中で展開しています。IMTは、何十年にもわたる経験をもとに測定機やソフトウェアの独自ラインナップを展開する、市場および技術分野におけるリーダーです。技術革新を続け、製品やサービスの境界や範囲を拡張していく意思のもと、IMTはこれからもお客様に支持される製品やサービスを提供し続けます。

 

このウェブサイト上ではクッキーを使用します。 クッキーは、ウェブサイトからあなたのコンピューター上で記憶されるテキストファイルではありません。クッキーは、広く普及しており、ページを最適化して表現し、改善する助けをします。私たちのページを利用することにより、あなたはこれを了承することを宣言します。 詳細

OK