Back To Top

成果

プロジェクトを成功裏に完了
認証を取得

ソフトウェア

座標測定機

センサ

もっと知る

お問い合わせ先

TEL: 06-6337-8031
FAX: 06-6337-7804

ZEISSの技術が火星探査車プロジェクトを支えています

ZEISS製CMMがAndrew Tool社のMars Science Labからの受注獲得に一役買いました

Andrew Tool & Machining Inc.は座標測定機(CMM)を製造プロセスの重要な要素に位置付けていますが、これまでは、複雑な測定を必要とする、公差が厳しく、熱処理と短納期を要求するプロジェクトを手掛けたことはありませんでした。にもかかわらず、MSLプロジェクト(Mars Sience Lab)の受注獲得にチャレンジすることになりました。それは、ZEISSのCMMが受注獲得のための大きな原動力となると見込んでのことでした。

状況

Carl Zeissは、Andrew Tool社の姉妹会社であるSuperior Tool社ですでにその機能についてデモを行っていました。「当社が所有するPRISMO は、Superior Tool社では品質管理部門のバックボーンとされており、最終的な目標は、この性能をAndrew社にも導入し構築することでした」と、Bruce Hanson社長は述べています。Andrew Tool社は30年を超える経験を持つ、非常にシンプルなものから非常に複雑な形状のものまで、あらゆる機械を取り扱うユニークな機械工場です。Andrew Tool社の顧客は航空宇宙分野、防衛分野、医療機器およびマイクロ電子産業など多岐にわたり、どの分野でも多くの場合、極めてきびしい公差が要求されます。

新しい、複雑なMSLプロジェクトでは、次世代のMars Rover(火星探索車)、Curiosityのアクチュエータ(ギアボックス)を製造する必要がありました。この新しい探査車の重量は10,000ポンド(約4.5トン)にもおよびます。これは現行の探査車のSpiritまたはOppotunityの5倍に相当し、10倍以上の重量の科学機器を積むことができます。そのため、駆動系のパワーとトルクはより強力になり、ユニットの車輪は以前のモデルよりもずっと大きくなります。NASAの技術者はこの変更で、Spiritが抱えている、砂の海ではまって動けなくなるという問題を解決できると考えています。

新しい課題

Andrew Tool社がNASAで新しくしようとしているアクチュエータの設計を成功させるためにこだわらなければならないパラメータは多数ありました。部品の多くには非常に深いポケットがあること、その半径が小さいこと、さらに公差が極めて厳しく、多くの歯車のピッチ円直径が異なっていることなどが、新しい課題として立ちはだかりました。さらに、比較的大きなサイズでも位置公差0.0005mm、幾何公差0.002mm、寸法公差0.0025mm以内という厳しい公差が、さらなるチャレンジングな課題でした。こうした要因はすべて、18か月という期間内で解決することが求められ、AS9100認証要件により、Andrew Tool社では、所有するCMMの性能を精度と速度において強化することが必要でした。このような経緯から、Andrew Tool社では、VAST XT gold アクティブスキャニングセンサを搭載したZEISSの ACCURAを購入することを決定しました。

完璧なプロジェクト調整

製造プロセスに加わった新しい機械に対しては、必ず学習期間が発生します。「ZEISSのACCURAを使用することにより、当社はタイムリーで正確な、分かり易い工程レポートを提供できるので、プロジェクトを調整することができます。工程開発や設定において、優れた検査は欠かせないと言っても過言ではありません。」Andrew Tool社の品質管理エンジニア、Bryant Broderick氏は言っています。このプロジェクトには14種類の部品番号と、4~12を超える数の組み立て部品があります。温度補正機能は特に有効でした。工作機械から直接部品をチェックし、その結果を工作機械メーカーに引き渡すことができるからです。温度1℃当たり0.14 µmの膨張率だと、数℃の違いがその部品の合格/不合格に影響します。「ACCURAのおかげで、工程全体で我々の労力が驚くほど軽減しました。」

CALYPSOの強力なレポート機能は、NASAで必要なAS9100認証プロセスに対応できる優れた利点です。この認定では、製造プロセス全体を通じた各部の重要なパスの文書化にプログラム管理側が多くの時間を割くことを求められます。この情報は、各部品がいつどこにあるかがはっきり分かるように連続化されたすべての部品が記載されたスプレッドシートに記録されています。部品測定のたびに、CALYPSOソフトウェアで簡単にその情報が電子文書化されました。「部品詳細を口頭で言い伝えても意味がありません。文書化されたデータこそがすべてです。」販売およびマーケティング責任者、Don Felix氏は述べています。

長期的なメリット

「Carl Zeissの製品なしでは成功しなかったでしょう」とFelix氏は言います。「ZEISSがもたらした利点は大きいもので、CMMを使うごとに良い結果を得られているのが分かりました。」さらに、別のNASAサプライヤーがMSLアクチュエータ部品をいくつか見て、新たなAndrew Tool社の顧客となりました。そのサプライヤーは、部品の精密さと複雑さに感銘を受け、すぐにAndrew Tool社の技術に魅了されたのです。Andrew Tool社は、ZEISS CMMからのデータを活用することで自信を深めており、この新しいプロジェクトに取り掛かる準備はすっかりできており、新しい顧客へも完璧に対応できました。

Andrew Tool社について

米国ミネソタ州のミネアポリスに本社を置くAndrew Tool & Machining社は、製品工程の開発をコアコンピテンタンスとしています。

 

このウェブサイト上ではクッキーを使用します。 クッキーは、ウェブサイトからあなたのコンピューター上で記憶されるテキストファイルではありません。クッキーは、広く普及しており、ページを最適化して表現し、改善する助けをします。私たちのページを利用することにより、あなたはこれを了承することを宣言します。 詳細

OK