ZEISS サステナビリティ目標

2022

フル グリーン パワー サプライ(世界規模)

2025

ZEISS の全活動にてカーボンニュートラルを実践

責任ある資源の利用

レンズ製造における節水

双眼鏡、スポッティングスコープ、ライフルスコープ、レンズ

水は、地球にとって、とても価値のある重要な資源です。製造、洗浄、冷却システム等、水なしでは産業は機能しません。だからこそ、様々なイニシアティブにより、この資源を護ることが、ZEISS にとってとても重要なことなのです。

新しい冷却システムや、製造に使用した水のトイレへの再利用システムへの投資、レンズ製造での点滴灌漑コンセプトなど、社員からのアイデアを幅広く採用したことで、大幅な改善が実現され、年間で10,000m3 以上もの節水に成功しました。

"ドイツではすで再生可能エネルギーによる電力のみで生産を行っているZEISSは、2025年までに全世界のZEISS拠点をカーボンニュートラルにするための施策を進めています。" - Dr. Anja Christmann, 生産責任者

節電イニシアティブ

バリューチェーン全体におけるカーボン ニュートラルの実現

ドイツ国内および海外の製造工場にて、ZEISS は製造のクオリティだけではなく、全プロセスのサステナビリティの向上に取り組んでいます。

さらに、社員参加の幅広いプロジェクトにおいて、責任ある電力の利用に対する意識と配慮の向上を目指しています。LED への移行等の地道な活動から、製造における再生可能な資源による電力の利用等の重大な措置まで、様々な努力を積み重ねることで、継続的な節電を行っています。

持続可能なエンジニアリングと製品開発

アディティブ マニュファクチャリングの CO2 エミッション低減

ツールデザインにおける 3D プリント技術への移行による節電

多彩なZEISS 製品を製造するためには、製造および組立てにおいて、様々なツールが必要です。独自のツールを製造するための 3D プリントプロセスへの移行により、電力消費の高いアルミニウムの代替のみならず、加工および運搬ルートの短縮も実現することができました。これにより、電力消費量へ大きな影響を与えることができました。

昨年は、新しいパッケージングコンセプトを通して16,000本以上のペットボトルをリサイクルすることができました。循環型経済の成功に微力ながらも貢献することができました。 - Tammo Lueken, ハンティング部門管理責任者

持続可能なZEISS 製品パッケージ

リサイクル素材の使用

持続可能な再利用素材の使用への取り組みの一環として、ZEISS は、新しいパッケージ コンセプトを考案しました。新製品は、標準化された再利用可能な段ボール箱を利用し、コンパクトに包装されています。しかし、ZEISS は、パッケージのリサイクル性にのみ焦点を当てているわけではありません。製品バックには、古いペットボトルから製造された 100% リサイクル素材が、使用されています。

耐久性と修復性によるサステナビリティ

ZEISS カスタマーサービス

耐久性を有する高品質な製品こそ、最も持続可能な製品です。ZEISS 双眼鏡、レンズ、ライフルスコープは、これらの特徴を最も良く表しており、お客様と共に年を重ねていくことができる製品です。製品開発の段階で、ZEISS は大規模な実験室を構え、耐久性、素材の使用、修復性のフィールドテストを実施しています。持続可能な製品とサービスコンセプトに焦点を置いた開発は、こうして行われています。ZEISS カスタマー サービスでは、メンテナンス、修理から様々なスペアパーツの販売まで、幅広いサービスを提供しています。このようにして、重要な素材および資源を、保護することができます。

ZEISS 環境保護イニシアティブ

ZEISS 製品により、鮮明で明るい画像による忘れられない瞬間、そしてユニークな自然体験を、得ることができます。ZEISS は、様々なパートナーと共に、サステナビリティおよび環境保護活動に取り組んでいます。様々な環境保護および社会責任イニシアティブを通して、自然および多くの生物が長きに渡り保護され、未来の人々も、この自然の美しさを体感することができればと、私達は考え、活動を行っています。最新プロジェクト情報を、ぜひご覧ください。

米国
バードウォッチングを含む

ZEISSがBirdabilityを後援

ZEISSが米国の非営利団体 Birdabilityとのパートナーシップを発表しました。Birdabilityは、「本当の意味ですべての人が楽しめるバードウォッチング」というビジョンを掲げ、障がいを持つ人々とバードウォッチングの楽しさを共有し、誰もが楽しめるバードウォッチングをミッションとして活動を展開しています。

若いバードウォッチャーのための週末キャンプ

ZEISSは、コーネル大学鳥類学研究所と提携し、次世代の鳥類学者を育成しています。若いバードウォッチャーのための週末キャンプは、野鳥観察への情熱を共有し、それを一緒に深めたいと願う若者たちが集うイベントです。

タイ
BirdLifeがZEISSを“種のチャンピオン”に認定

カラフトアオアシシギを保護

IUCNレッドリストで「絶滅危惧種」に指定されるカラフトアオアシシギ。現在の生息数は約1,500頭と推定されています。現在、保護されていない非繁殖地での生息地の損失や環境の悪化を主な原因として減少の一途をたどっています。

イスラエル
渡り鳥のルートと越冬・繁殖地を保護

ZEISSがイスラエル、エイラートのIBRCを支援

地球規模の気候変動は、長翼類の移動ルートを延ばし、移動の速度を加速させ、砂漠化などの自然界の危機を高め、鳥の生息をより困難なものにしています。ZEISSは鳥の渡りルートと繁殖地・越冬地の空を保護するために、イスラエル、エイラートのInternational Birding & Research Centreを支援しています。

イスラエルでの渡り鳥プロジェクト

ZEISSはイスラエル自然保護協会(SPNI)と共に、イスラエル上空のさまざまな渡りの飛路を守っています。魚が生育する池の再自然化、休憩する土地や餌場の設置、餌の確保など様々な活動を行っています。その結果、多くの希少種が毎年アフリカへ渡るための安全なルートを確保できるようになりました。

ドイツ
自然保護と種の保存に貢献

Jordsand Association協会と提携

Jordsandは、渡り鳥や海鳥、そしてその生息地の保護に取り組んでいます。ZEISSはこの団体と提携し、サポートしています。

NABU フェーデルゼー自然保護センター

ZEISSの双眼鏡でサポート

ZEISSは、双眼鏡の永久貸与などを通してドイツのフェダーゼー湖にあるNABU自然保護センターを約20年にわたり支援しています。ZEISS双眼鏡は現地で自然保護や野生生物保護に携わるボランティアが使用するだけでなく、ガイドツアーで訪問客にも提供されています。

Austria
ケニアの「ハゲタカ・レストラン」

11種のハゲタカが生息しているアフリカでは、残念ながら過去20年間でその数が65%から80%減少しています。汚染された腐肉、密猟者、送電線など原因はさまざまです。ハゲタカが直面する問題を解決していくために、ZEISSはケニア北部で、絶滅の危機に瀕したハゲタカや猛禽類のために、安全で汚染されていないエサを確保した餌場のプロトタイプの開発に資金を提供しました。

イギリス
ZEISS Young Birder Awards

"This Award aims to encourage young people to become more involved with birds and wildlife, hopefully leading to a lifetime as ambassadors for conservation." - Mark Pearson, Patron

ケニア
White backed vulture flying before landing in Zimanga Game Reserve in Kwa Zulu Natal in South Africa
ケニアのハゲタカ保護活動を展開するZEISSとNABU

ハゲタカのレストラン

ZEISSはNABUとパートナーシップを結び、ケニアでハゲタカを保護する活動を支援しています。アフリカには11種類のハゲタカが生息していますが、この20年間でその数は65%以上減少していると指摘されています。

モロッコ
ホオアカトキ

絶滅の危機から救済

バードライフ・インターナショナルの熱心な取り組みのおかげで、モロッコのホオアカトキの生息地は徐々に回復しています。

南アフリカ
クルーガー・バード&ワイルドライフ・チャレンジ

ZEISSがグランプリ賞を後援

バードライフ・サウスアフリカ、ミドルパント湿地保護団体、ロックジャンパー・バーディング・ツアーズが主催するこのイベントは、絶滅の危機に瀕しているアフリカシマクイナの保護活動を支援するために始められました。

ZEISS グループ News

サステナビリティ@ZEISS について、詳しくは、 最新の ZEISS サステナビリティ レポート をご覧ください。様々なサステナビリティ プロジェクトに関する記事が、記載されています。