鳥は身体の中には空調設備があることはご存知ですか?

短かったり、長かったり、細かったり、平たかったり、鋭かったり:多くの鳥は、とても特徴的なくちばしをしています。このたび、米国の学者が、その中のいくつかには空調設備のような役割を果たしているものもある、ということを発見しました。ウタスズメの鼻腔内の微細な構造を調べた結果です。これらの構造は、呼吸中の気流を冷やし、乾燥した生息地で結露による水分補給を可能にします。

これまでの研究は、くちばしの大きさや形が体温に与える影響を調べたものはありましたが、内部構造を対象にしたものはありませんでした。そこで、科学者は、甲介を詳しく調べることにしました。これは吸い込まれた空気を調整する微細な骨構造です。ZEISS Xradia Versaの3D‐X線顕微鏡により、ウィルミントンのノースキャロライナ大学助教授、レイモンド・ダナー氏を中心とする研究チームが北米のウタスズメの二種類の亜種の甲介を画像化しました。それぞれ乾燥した環境と湿度の高い環境で生息している亜種が選ばれました。

非常に精細な画像を観察した科学者は、生息地が乾燥している鳥の方が甲介の表面積が大きいことを発見しました。そのため、息を吐くときに結露する水分が増え、身体の中から水分が逃げにくくなります。しかも、呼吸をするときに吸い込んだ気流の温度が下がります。この研究により、同じ種類の鳥でも、環境によって鼻腔構造が大幅に異なることがあり、温度調節に役立っている、ということが証明されました。

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