ZEISS CALYPSO 2021

品質管理のパフォーマンス向上

ZEISSは、ZEISS CALYPSO 2021ソフトウェアのリリースにより、60を超える新機能で品質管理の著しいパフォーマンス向上を保証します。このパフォーマンス向上により、部品の検査と解析における時間と費用をさらに削減できます。とりわけ、自動化の最適化が、この新しいソフトウェアバージョンでは重要な役割を担っています。

特長:
  • 測定範囲の動的適応を可能にする、新しいZEISS CALYPSO動的計画オプション
  • 多数のプログラミング最適化により、大きく時間短縮
  • 自由形式計算と点集合計算の向上により20倍速く結果を取得
  • ZEISS O-INSPECTにより、光学式測定で最大270%の測定時間最適化

ZEISS CALYPSO 2021イノベーションのハイライト
ZEISS CALYPSOの動的計画

1. パフォーマンス向上のための新しいオプション:

新しく導入されたZEISS CALYPSO動的計画オプションでは、制御範囲内に収まっている特性を自動的かつ動的にスキップすることにより、三次元測定機への負荷を減らすことができます。このオプションは、既存または新たな測定プランに容易に適応できます。また、ZEISS GUARDUS MESまたはZEISS GUARDUS CAQソフトウェアの統計ルールに基づいています。これらのルールにより、測定プランにおける測定特性の検査の頻度が決まります。 完全測定プランも、いつでも予定を立てたり、手動で実行したりすることが可能です。ルールを適用することにより、測定プロセスで時間を大幅に短縮できます。

2. 計画の最適化による大幅な時間短縮

ユーザーは、CADモデルに保存された製品製造情報(PMI)に基づき、そしてZEISSの手引書にある原則と合わせて、ZEISSソフトウェアに自動的に測定プランを作成することがこれまでも可能でした。ZEISS CALYPSO 2021では、STEP AP 242のPMIを用いて測定プランを作成することが可能になりました。PMI拡張子はSTEPインターフェースに含まれています。加えて、計画プロセスの改善により、さらなる時間短縮が可能となっています。例えば、逸脱のフラグを表示するワークフローが簡素化されました。また、PMIのインポートに関係する多数の最適化が行われました。

ZEISS CALYPSOは、PMIを使用して測定計画を自動的に作成します
ZEISS CALYPSO 2021フリーフォームのパフォーマンスが大幅に向上

3. 20倍速い自由形式結果

数学的アルゴリズムの向上により、自由形式計算と点集合計算、ならびに自由形式の偏差計算のパフォーマンスが大きく向上しました。さらに、このソフトウェアは、接触式および光学式の点に対してGauss-Chebyshev法を改良して適応させる機能を備えています。光学式の点の計算は、100倍速くなります。さらに、数学的アルゴリズムの向上により、データ転送が大幅に加速されます。最適化された自由形式の操作画面を使用して、外れ値の除去、CADウィンドウに出力される点の数の設定、およびレポート出力でのCAD表示のインタラクティブな調整が可能です。ZEISS CALYPSO 2021は、これらのイノベーションをすべて用いて、結果を最大20倍速くお届けします。

4. 最大270%の光学式測定時間最適化

測定時間を比較すると、ZEISS CALYPSO 2021は、ZEISS O-INSPECT測定機による測定時間を最大270%最適化します。ZEISSは、これを達成するため、ウェブ最適化、ウェブ自動化、その他の改良を実施しました。これにより、測定要素ソーティングが統合され、バイパス経路が最適化され、不要な機械動作が削減されます。また、検査プランにおいてカメラ位置を探索ビームに合わせて調整することで、測定プロセスが大幅に加速されます。最新のソフトウェアバージョンでは、事前定義されたズームレベルで自動的に決定される一つのカメラ位置に、可能な限り多くの要素をまとめています。そのため、複数の画像要素が一つのカメラ画像に、あるいは部分領域に収まります。

ZEISS CALYPSO 2021の光学系による高速測定
さらなるZEISS CALYPSO 2021イノベーション
  • 最適化された測定プラン:要素グループやテキスト要素のレポート出力は複数行のコメントに最適化しました。
  • ZEISS PiWebのレポート生成が高速化:ZEISSは、50を超える新しいレポーティング機能を開発しました。これによりプロット、ログ表示、PDF作成の高速化などが可能になり、時間を大幅に節約できます。
  • レポートでのフーリエ解析表の出力:最大30の最大高調波をZEISS PiWebに転送して、真円度とうねりを制御します。さらに、この分析表はZEISS PiWebでレポート可能です。
  • AutoRun & マルチプリントアウト定義:新しいマルチプロトコル"標準ZEISS PiWeb Trend"が、マルチプリントアウトの定義の選択リストに追加されました。複数の測定値を視覚化するのに役立つトレンドプロトコルも、ZEISS CALYPSO AutoRunで選択できるようになりました。
  • プロトコルヘッダパラメータの拡張:プロトコルヘッダパラメータの選択リストでは、次の新しいフィールドを使用できます。"サンプルサイズ"、"測定タイプ"、"ロット番号"、"顧客番号"、"検査理由"、"画面ダンプ"、"正規化概念"。
  • ZEISS CALYPSOのデジタル署名:デジタル証明書で測定プランに署名をすることができます。証明書を使用したZEISS CALYPSO測定プロトコルのデジタル署名や、 署名された測定プランとプロトコルの検証が可能です。測定プランに署名することで、測定プランへの不正な変更を防止できます。同様に、自動署名の測定プロトコルが可能です。
  • 測定プラン変更管理のため、プラン比較機能を改善:変更や相違点をグループでフィルタリングできる新しいビューにより、測定プランの比較がさらに簡単になります。測定プランの複数の改訂版を比較することも可能になりました。
  • ZEISS CALYPSOカーブの新機能:ASME Y14.5に準拠した基準長の線形状の新しい評価と、フィルタリング評価済みのカーブ測定点から、点のリコールが可能になりました。
  • ……
デジタルカスタマーデー

ZEISSデジタルカスタマーデー2021

ZEISS CALYPSO 2021の新しいソフトウェア機能と、ZEISSのソフトウェアソリューションが生産性向上にどう役立つかについて詳しく知りたいとお考えですか?是非ZEISSデジタルカスタマーデーで直接、またはオンラインで詳細をご確認ください。2021年9月・10月、ZEISSはこれまでに大きな成功を収めた各種イベントを開催し、ソフトウェアソリューションとそのイノベーションをお客様にご紹介いたします。今年も、ZEISSソフトウェアメンテナンス契約に加入されているお客様だけを特別にご招待させていただきます。