図面から簡単に測定を導き出す
ZEISS CALYPSO
ZEISS CALYPSOは、標準的な幾何形状を簡単に素早く、高い信頼性で測定します。目的の課題でマウスを一回クリックするだけで、測定プログラムを作成することができます。ZEISSの測定機とセンサを組み合わせることで、一つのソースから高性能なシステムを入手できます。用意されているたさまざまなオプションを利用することで、ZEISS CALYPSOは特殊な要件に対応する適切なツールになります。
標準幾何要素にフォーカスした汎用測定ソフトウェア
特徴
- 自動経路生成
- 自動的で効率的な測定の実行、無駄な要素定義は不要
- ZEISS CALYPSO PMI: CADモデルの製品・製造情報(PMI)を利用した測定の自動生成
- ZEISS PiWeb reporting(標準):
プロフェッショナル、かつインタラクティブなレポーティングツール - 他社製測定機の制御用インタフェース I++ DME
専用ソリューション
図面には、寸法、位置公差、形状誤差など、測定するべき課題が記載されています。ZEISS CALYPSOでは他の測定ソフトウェアとは異なり、これらの課題がプログラミングのための開始点になります。測定プランの生成方法は簡単に学習でき、目標志向的で効果的です。
課題で必要となる、円、直線、平面などの幾何要素は、ZEISS CALYPSOでは課題とは分けて管理されています。課題と要素を分離して管理するこのスタイルは、ZEISS
CALYPSOをより柔軟に、より早く、よりユーザーフレンドリーにしています。
より柔軟に
- 測定プランは任意の順番で簡単、便利に生成できます。
- 測定実行順の変更は測定プラン内で容易に可能です。
- パーツ図面から任意の要素を選択し、ZEISS CALYPSOに測定プランの一部を自動的にすぐに実行させることができます。

ZEISS CALYPSO PMI: 測定計画書の自動生成
ZEISS CALYPSO PMIによる、CADモデルからの測定プランの生成
ZEISS CALYPSOの標準パッケージには、新しいZEISS CALYPSO PMI機能が含まれています。PMIは、"Product and Manufacturing Information"(製品・製造情報)の略です。ZEISS CALYPSO PMIを使用して、CADモデルにPMIとして含まれている、寸法公差、形状公差、位置公差を、測定プランの形式に自動的に取り込むことができます。これにより、ユーザーの作業負荷を大幅に低減することができます。
ZEISS PiWeb reporting (標準)
ZEISS PiWeb reportingは納品時に、ZEISS CALYPSOに含まれています。レポートテンプレートを使用したり、独自のレポートを生成することができます。オプションのZEISS PiWeb reporting plusでは、保存できる測定回数が10回から1000回に拡張されます。ZEISS PiWeb sbs と ZEISS PiWeb enterpriseパッケージは、Webベースのデータ管理のため完全なシステムを提供します。

ZEISS PiWebでのボックスプロットの可視化