精子と卵母細胞の高品質な視覚化によりラボのART機能が一変

ZEISSの顕微鏡は優れた光学的品質で知られており、非常にクリアで高分解能の画像を提供しています。精子と卵母細胞の正確な評価のためには、ハイレベルな鮮明さが不可欠ですが、ZEISSの顕微鏡により、IVFの専門家がより詳細な情報を得たうえで判断することが可能になります。

成功しているARTの研究室では、成功率を向上させるためにプロセスを微調整しています。研究室の業務に大きく関与する可能性がある、ICSIのプロセス中の異常な精子や卵母細胞紡錘体などのビジュアライゼーションの詳細な点は、顕微鏡のビジュアライゼーション法の柔軟性に依存しています。ZEISSの顕微鏡を使えば、1台の顕微鏡で多くのコントラスト法が利用できるようになっています。
例えば、Axio Observerでは、高倍率の対物レンズおよび中間倍率で定期的なICSIワークフローを実施している間、20倍の倍率では検出できないより大きな液胞などの明らかな形態学的な異常について、高速のIMSIを利用して精子を評価することができます。

ZEISSの顕微鏡のスマートな顕微鏡法により、スケーリング情報などのメタデータを自動的に知的に取得できます。これにより、手入力する必要が少なくなり、エンブリオロジストがプロセスではなく分析により集中することができ、全体的なワークフローがスピードアップします。

ZEISSの高度なデジタル接続により、今ではIVFのクリニックは、回収した卵母細胞の質と量について即時更新した情報を直接回復期の患者に提供することができます。このリアルタイムのコミュニケーションは患者の満足度を向上させるだけではなく、臨床チーム間の調整を改善することができ、応答性の良い情報に基づいた治療環境をつくります。

ZEISSの顕微鏡は、対物レンズ交換時の突然の光強度の上昇による眼精疲労からエンブリオロジストを保護することを意図しています。機能的なlight managerにより、ユーザーはどの倍率でも輝度を均一にすることができます。さらに、顕微鏡スタンド上の統合されたスナップボタンにより、エンブリオロジストが顕微鏡から手を放すことなく、自動でイメージングすることができます。