
3D電子顕微鏡・X線顕微鏡が拓く生命科学の新次元
ー Volume EMとXRMによる細胞・組織の微細構造観察からAI画像解析まで ー光学顕微鏡では捉えることができなかった微細構造の観察など、生命科学の研究で電子顕微鏡やX線顕微鏡を活用している事例をご紹介します。研究の可能性を広げる本セミナーは参加無料となっておりますので、奮ってご参加ください。
対象:製薬・製剤、神経科学、細胞生物、発生学、分子生物学関連の研究者
【ZEISSと研究者による無料セミナー】3D電子顕微鏡・X線顕微鏡が拓く生命科学の新次元
ー Volume EMとXRMによる細胞・組織の微細構造観察からAI画像解析まで ー開催概要
開催日時 |
2025年8月22日(金) 13:00 - 17:30(受付開始12:30)/懇親会 17:30 - 19:30 ※予定 |
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開催会場 |
カールツァイス株式会社 東京ショールーム1階 MAP |
アクセス |
半蔵門線 「半蔵門駅」 |
対象 |
製薬・製剤、神経科学、細胞生物、発生学、分子生物学関連の研究者 |
定員・締切 |
50名(先着順) |
注意事項 |
以下の点につきまして、あらかじめご承知おきください
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プログラム
下記プログラムは、現時点で予定されている情報に基づいております。スケジュールを含めて決定し次第、順次アップデートいたします。
開会のご挨拶
連続ブロック表面走査型電子顕微鏡(SBF-SEM)でわかる神経幹細胞の立体構造と、見せ方の工夫
名古屋市立大学大学院
医学研究科 脳神経科学研究所 神経発達・再生医学分野
竹村晶子 先生
成体マウス脳の脳室下帯において、連続ブロック表面走査型電子顕微鏡(serial block-face scanning electron microscopy, SBF-SEM)を用いた三次元再構築を行い、神経幹細胞および周囲細胞の立体的な超微細構造を明らかにしました。さらに、早産マウスモデルでは神経幹細胞の形態異常を認めました。本セミナーでは、得られた三次元データを効果的に可視化・提示するための工夫についても紹介します。
SEM イメージングが開くvolume CLEMのワークフロー
久留米大学
医学部医学科 先端イメージング研究センター
太田啓介 先生
光学顕微鏡と電子顕微鏡をつなぐCLEMは、細胞機能と微細構造を結びつける強力な観察手法です。近年、SEMによる組織観察技術が進展したことで、CLEMの実践的ハードルは大きく下がり、より広範な対象へ適用が可能となり、さらに3次元への展開も現実的な手法となりました。本講演では、この技術的背景と、Volume CLEMワークフローの最新動向を紹介します。
ZEISS SEMスペシャリストによる講演
ショールームにて実機見学
観るためにどうするか? X線顕微鏡で迫る生物の構造と機能
沖縄科学技術大学院大学
イメージングセクション 光学顕微鏡施設チーム
甲本真也 先生
何を見たいのか?なぜ見たいのか?
研究を進める上で必要な画像の取得を目指して、様々な顕微鏡と最適な観察手法を模索しながら顕微鏡の世界を楽しんでいます。今回は、X線顕微鏡と生物学の組み合わせがもたらす新たな世界を皆さんにも知ってもらいたく、OISTにて運用しているXRM 510/730 Versaの活用事例とともにその魅力を紹介させて頂きます。皆様の研究において、X線顕微鏡の利用を検討するきっかけになれば幸いです。
ZEISS X線顕微鏡スペシャリストによる講演
ZEISS 光学顕微鏡・画像解析スペシャリストによる最新情報
閉会のご挨拶
懇親会
ZEISS Microscopy Solutions

ZEISS Volutome
樹脂包埋された生体試料の超微細構造を、広域にわたって3Dでイメージング