ZEISS Smart Microscope
生物医学のルーチンラボワークを効率化
デジタライズされた新しい顕微鏡「ZEISS Smart Microscope」
2019年6月7日
カールツァイス株式会社は、顕微鏡デジタル化ソリューション「ZEISS Smart Microscope」を発表しました。正立顕微鏡「ZEISS Axiolab 5」または「ZEISS Axioscope 5」に、顕微鏡カメラ「ZEISS Axiocam 202 mono」または「ZEISS Axiocam 208 color」を組み合わせることで、デジタル化に伴う作業を大幅に削減。設定が自動で調整されるため、顕微鏡サンプルのデジタル化がより簡単になります。

ZEISS Smart Microscope 主な特長
ボタンを押すだけで、色再現性の高い画像を取得
PCやタブレットまたはスタンドアローンで、自動で明るさとホワイトバランスを調整し、効率的に顕微鏡サンプルをデジタル化します。
サンプルを置き、関心領域を探し、顕微鏡のスナップボタンを押して画像を取得。ステージドライブ、フォーカスボタン、光量コントロール、スナップボタンなどのすべての操作を片手で行うことができます。接眼レンズからサンプルにフォーカスを合わせ、顕微鏡から手を離す必要さえありません。接眼レンズから見るのと同じように、再現性高く正確にサンプルをデジタル化。スケールデータも自動的に画像に保存されます。
様々なサンプルのデジタル化に対応
透過光でのサンプルのデジタル化に加えて、マルチカラー蛍光サンプルにおいても作業が容易になります。ZEISS Axioscope 5 と高性能LED光源 Colibri 3、スタンドアローン高感度顕微鏡カメラZEISS Axiocam 202 monoは蛍光イメージングに最適な組み合わせです。ZEISSスマートマイクロスコープが励起強度と露出時間を自動的に調整し画像を取得、チャンネルを切り替えて再び同じように画像を取得します。そして、スケールバーを含む重ね合わせマルチチャンネル蛍光画像を取得します。
Wi-Fi 環境で接続された顕微鏡とシンプルなマルチチャンネル蛍光イメージングには、ZEISS Labscope イメージングアプリを使用してZEISS Smart Microscopeを操作できます。ZEISS ZEN イメージングソフトウェアを使用すると、より高度なイメージングも可能です。




About Carl Zeiss
ZEISSは光学およびオプトエレクロニクスの分野で世界的に事業を展開するテクノロジー企業です。2018年度、ZEISSグループはIndustrial Quality & Research、Medical Technology、Consumer MarketsおよびSemiconductor Manufacturing Technology という4つの事業部門で総額 58億ユーロを超える年間収益を生み出しました (2018年9月30日現在)。
工業測定技術と品質保証分野の革新的なソリューション、生命科学および材料研究向けの顕微鏡ソリューション、眼科およびマイクロ手術領域での診断と治療のための医療技術ソリューションを開発・提供しているZEISSは、リソグラフィ光学業界を世界的にリードしており、半導体部品を製造するチップ業界を支えています。また、メガネレンズ、カメラレンズ、双眼鏡など、トレンドを率いるZEISSブランド製品はグローバルな需要を生み出しています。
デジタライゼーション、ヘルスケア、スマート製造など、今後成長が見込まれる分野に対応したポートフォリオと強力なブランド力により、ZEISSは光学と光電子工学分野を超えて未来を形作っています。研究開発への大規模かつ持続的な投資が、ZEISSテクノロジーおよび市場リーダーシップの成功と継続的な成長の基礎をなしています。
約3万人の従業員により50近い国での展開を続けるZEISS。世界各地に約50の販売&サービス会社および30の製造拠点と開発センターを擁しています。1846年イエナに創立された当社の本社はドイツ連邦共和国オーバーコッヘンに所在します。ドイツ有数の規模を誇るカールツァイス財団は、持株会社であるCarl Zeiss AGの単独所有者として科学の振興に尽力しています。
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