結核症やアスベスト検査に対応するツァイスのPrimo Star iLED
LED光源だけでなく透過光と蛍光を簡単に切り替えられるインテリジェント蛍光顕微鏡 Primo Star iLED。
結核検査、アスベスト検査、GFPスクリーニング検査、植物の胞子検査などで使用されています。
長寿命で安全なLED
かんたん操作で便利に使える
明るさは自由自在
カールツァイスは世界の結核撲滅の達成のための運動に協力しています。
結核撲滅への取り組み
カールツァイスの危険な伝染病との取り組みは、ロベルト・コッホが画期的発見をした瞬間にさかのぼります。今日まで危険な伝染病との闘いに企業としての責任と専門技術の基準を設定し、その取り組みを継続しています。
この領域にツァイスが取り組んだ賜物として、LEDに基づく蛍光顕微鏡 Primo Star iLED を具現化しました。Primo Star iLEDはまさに結核症検査アプリケーションのために特別に開発された製品です。
Primo Star iLEDは、カールツァイス財団とジュネーブに本部にあるFIND(the Foundation for Innovative Diagnostics)との協同プロジェクトによりうまれた製品です。 WHO(世界保健機関)で指定された伝染病リスクの高い22ケ国の公衆衛生サービス機関に対して特別価格で提供しております。
発展途上国での使用
顕微鏡観察において、電源事情や操作に不慣れなど、さまざまな問題を抱えています。このような条件の中、電源を気にせず簡単に使える蛍光顕微鏡Primo Star iLEDを開発しました。
通常のチール・ネールゼン法では100倍の油浸対物レンズを使用して行われていますが、蛍光検査では20倍の対物レンズで広い視野をを一目で(約25倍の広さ)、かつ検査精度の高い蛍光顕微鏡検査が推奨されています。
蛍光顕微鏡と Primo Star iLED を使用した結核症診断のためのオーラミン染色
医学博士でありWHO認定のドイツ・ガウティン所在の超国家的参照試験所IMLのDr Harald Hoffmannが、蛍光顕微鏡とPrimo Star iLEDを使用しながら、結核症診断のための塗抹標本の染色方法を実演します。