ZEISS Mineralogic - 2Dおよび3Dで相を同定し、テクスチャを解析
ソフトウェア

ZEISS Mineralogic

2Dおよび3Dで相を同定し、テクスチャを解析

  • 自動化された鉱物学的定量分析
  • Mineralogic 2D
  • Mineralogic 3D
Mineralogic 2D搭載ZEISS SEMを用いたCHEMeraマッピングにより、スコットランドのGlenelgで採取された変成岩の片麻岩中に含まれるザクロ石と藍晶石の地球化学的変化と相同定が可能に
Mineralogic 2D搭載ZEISS SEMを用いたCHEMeraマッピング

Mineralogic 2D搭載ZEISS SEMを用いたCHEMeraマッピングにより、スコットランドのGlenelgで採取された変成岩の片麻岩中に含まれるザクロ石と藍晶石の地球化学的変化と相同定が可能に

ZEISS Mineralogic

自動化された鉱物学的定量分析

資源需要の増大により、より複雑で低リターンの鉱石が評価されるようになりました。回収率を最大化するには、鉱体に関する詳細な知識と、選鉱プロセス中の挙動に影響を与える鉱物学的な情報の取得における効率向上が必要です。

自動化は、困難で時間のかかる作業から個人と組織を解放し、より戦略的で生産的な作業に費やすための時間を確保できる可能性を有しています。

ZEISS Mineralogic 2Dおよび3Dは、走査型電子顕微鏡(SEM)やX線顕微鏡(XRM)による最先端の顕微鏡検査、業界をリードするエネルギー分散型X線分光法(EDS)、AIベースの深層学習アルゴリズムを組み合わせて自動定量鉱物分析を実現し、分析能力と生産性を向上させます。

ZEISS Mineralogicソリューションは、綿密な岩石学的研究からハイスループットの鉱物分離ワークフロー、定量的地球化学まで、試料の厳密な地質学的調査に最適です。

脚注:Mineralogic 2D搭載ZEISS SEMを用いたCHEMeraマッピングにより、スコットランドのGlenelgで採取された変成岩の片麻岩中に含まれるザクロ石と藍晶石の地球化学的変化と相同定が可能に

Mineralogic 2D

概要

Mineralogic 2Dは、高分解能SEMイメージングとEDSを組み合わせた、SEMベースの自動鉱物学的定量分析(AQM)を可能にします。Mineralogicは、分析精度と柔軟性を追求した汎用性の高いシステムです。イメージング検出器(SE、BSD、CLなど)を単独で、または組み合わせて使用することで、分析する領域を定義してから定量化学分析を行い、化学組成に基づいて鉱相を自動的に分類し、形態、化学、分離、およびテクスチャーのパラメータに関する詳細な情報をアウトプットすることが可能です。

Mineralogic 2Dは以下の用途にご使用いただけます。​

  • 定量化学分析と分類
  • 形態科学的/岩石学的分類
  • 地球化学的調査
  • 鉱体特性評価
  • 採鉱固有のアウトプット
  • スコットランドのGlenelgで採取されたザクロ石のゾーニングを強調表示したカルシウムのヒートマップ
  • スコットランドのLoch Lomondで採取されたザクロ石のゾーニング
  • スコットランドのGlenelgで採取されたザクロ石のゾーニングを強調表示したカルシウムのヒートマップ
    スコットランドのGlenelgで採取されたザクロ石のゾーニングを強調表示したカルシウムのヒートマップ

    スコットランドのGlenelgで採取されたザクロ石のゾーニングを強調表示したカルシウムのヒートマップ。直感的な周期表のユーザーインターフェースにより、地球化学的データをシンプルかつダイナミックに可視化。

    スコットランドのGlenelgで採取されたザクロ石のゾーニングを強調表示したカルシウムのヒートマップ。直感的な周期表のユーザーインターフェースにより、地球化学的データをシンプルかつダイナミックに可視化。

  • スコットランドのLoch Lomondで採取されたザクロ石のゾーニング
    スコットランドのLoch Lomondで採取されたザクロ石のゾーニング

    スコットランドのLoch Lomondで採取されたザクロ石のゾーニング。CHEMeraマッピングは、地球化学的な変化と進化する介在物群の相同定を組み合わせ、地質学的な歴史を描き出します。

    スコットランドのLoch Lomondで採取されたザクロ石のゾーニング。CHEMeraマッピングは、地球化学的な変化と進化する介在物群の相同定を組み合わせ、地質学的な歴史を描き出します。

Mineralogic 2D

特長

  • 鉱物や試料の化学および粒子に関する詳細情報を用いて、事実に基づいた作業上の意思決定が可能に
  • 定量的化学分析および分類により、粒子を自動的に分類し、鉱石の種類を特定・定量化
  • 化学データを粒径、形状パラメータ、グレーレベルおよび空隙率と組み合わせることで、インラインでの形態化学的定量分析を実施し、結果を素早く集計
  • 定量化学分析のために試料をマッピングし、粒径、形状パラメータ、グレーレベルおよび空隙率と組み合わせることで、インラインでの形態化学的定量分析を実施し、結果を素早く集計。地球化学的データを視覚化・エクスポートし、柔軟なダウンストリームワークフローを実現

Mineralogic 3D

概要

ZEISS DeepRecon Proを使用した比類のないZEISS Xradia 3D X線顕微鏡およびマイクロCTプラットフォーム上に構築されたZEISS Mineralogic 3Dには、同じ組成の他の粒子と接触していても個々の粒子を認識する、高度かつ柔軟な機械学習プロトコルが組み込まれています。粒子は個別で自動分析され、鉱物のモード、体積、空隙率、フェレット径、関連性および単体分離などの一連の関連データが出力されます。

 Mineralogic 3Dでは、試料作製はほぼ必要なく、あらゆる粒子を完全に3Dで観察できるため、立体的な仮定が排除され、アクションにつながるデータを取得するまでの時間が大幅に短縮されます。さらに、X線の非破壊性により、隕石やサンプルリターンミッションなどの貴重な試料を保存することができます。

 Mineralogic 3D は以下の用途にご使用いただけます。

  • 鉱物分類
  • 鉱物のモード、関連性、単体分離
  • 鉱体特性評価
  • 粉砕評価
  • 工程管理
  • 脈石中の黄鉄鉱および黄銅鉱の露出と分類。
  • 粉砕された鉱石の構成鉱物の鉱物学的/形態学的データや単体分離に関する詳細が明らかに
  • 脈石中の黄鉄鉱および黄銅鉱の露出と分類。
    脈石中の黄鉄鉱および黄銅鉱の露出と分類。

    脈石中の黄鉄鉱および黄銅鉱の露出と分類。

    脈石中の黄鉄鉱および黄銅鉱の露出と分類。

  • 粉砕された鉱石の構成鉱物の鉱物学的/形態学的データや単体分離に関する詳細が明らかになります。

Mineralogic 3D

特長

  • 3Dで鉱物分類やパラメータ測定を行い、試料の組成や鉱物の関連性およびテクスチャを理解することで、ありのままの試料を調査可能
  • 平面を露出させるために試料を機械的に加工する必要がないため、簡単な試料ハンドリングで高い解析スループットを実現
  • 非破壊イメージングにより、貴重な試料の解析や相関性のあるワークフローが可能に

ダウンロード

    • ZEISS Mineralogic

      Your Automated Mineralogy in 2D and 3Dfor phase identification and textural analysis

      ページ: 24
      ファイルサイズ: 8 MB
    • ZEISS Mineralogic 2D

      Flexible, quantitative automated mineralogy for geoscience research

      ページ: 2
      ファイルサイズ: 1 MB
    • ZEISS Mineralogic 3D for Mining - Flyer

      Your geometallurgy goals realized with maximum efficiency

      ページ: 2
      ファイルサイズ: 677 KB
    • ZEISS Mineralogic

      3D Automated Quantitative Mineralogy

      ページ: 5
      ファイルサイズ: 2 MB
    • The building blocks of our solar system

      Studying the Winchcombe meteorite

      ページ: 4
      ファイルサイズ: 3 MB
    • ZEISS Mineralogic 3D

      Whole-particle Liberation Studies

      ページ: 6
      ファイルサイズ: 1 MB

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