超微細構造解析用顕微鏡

超微細構造解析

マイクロメートルからオングストロームまで

ミクロンからオングストロームまでの解像度を持つ電子顕微鏡は、脳や目のニューロンアーキテクチャや、細胞内の個々のウイルスについての研究に利用されています。 電子顕微鏡は、組織からタンパク質に至るまで、バイオサイエンスの多くの分野の研究を発展させてきました。組織生物学の研究は、細胞間の相互作用とその環境について調査し、組織全体や動物全体のレベルで生命体を理解することを目的としています。 3次元の被写体を視覚化するためには、一般的にはウルトラミクロトームまたは集束イオンビームを利用して試料を連続的に切断し、画像化した上で3次元データセットに再構成する必要があります。

ナノメートルレベルでのスライシングと3Dイメージング

ZEISS の走査電子顕微鏡MERLIN 3ViewSIGMA 3Viewでは、Gatan社の高速で便利なSBF-SEM技術を活用して、ウルトラミクロトームを統合した連続断面画像(SBF-SEM)を実現しています。 ウルトラミクロトームによるアプローチの方が高速ですが、集束イオンビームの方が薄くスライスすることができます。 ZEISS FIB-SEM クロスビーム装置であるは、試料の表面を切削して3次元のデータセットをATLAS 3Dソフトウェアで再構成します。 スライスのサイズがナノメートルレベルまで薄くなり、超微細構造調査は一般的に膨大なデータを生成するようになっています。そのため、データ取得には効率的なプロセスが欠かせません。 試料のスライシングとイメージングは多くの部分が自動化されているので、実際に困難な点は、画像に含まれる膨大な量の情報を解析する部分です。

細胞の凍結切片

生きた有機体のすべての根幹として、細胞の組織やプロセス、内部活動を理解することは欠かせません。 電子顕微鏡を使って、完全に水和した条件下で細胞膜と細胞形態を調査できます。 また、凍結切片技術を使って、細胞を固定して内部の超微細細胞構造の組成、たとえば核タンパク質の局在化や機能、細胞骨格構造、関連タンパク質、リボソーム、ミトコンドリア機能などを調査できます。

構造から機能までを光・電子相関顕微鏡で

生命科学研究では、構造と機能の関係を理解する必要があります。 試料内の1つの同じ領域についての光学顕微鏡画像と走査電子顕微鏡画像を組み合わる相関解析は、この難題に対処する際に役立ちます。 光学顕微鏡と電子顕微鏡の両方のイメージングと解析の手法を効果的に組み合わせ、試料についての機能的でダイナミックな情報を、詳細な超微細構造と結びつけることができます。 ZEISS の使いやすいShuttle & Findで、光学顕微鏡から電子顕微鏡への生産性の高いワークフローを体験してください。光学顕微鏡と組み合わせることも可能です。逆方向の作業であっても問題ありません。

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