X線顕微鏡推奨製品・推奨コンポーネント

X線顕微鏡

切断やスライス不要の3D観察

植物生物学や環境問題研究から細胞内解析やバイオ素材までを扱う生命科学の分野で、新しくすばらしい手法が登場しています。X線顕微鏡(XRM)には非破壊性があるので、重要な階層構造を解析するために、様々な長さスケールやモードで同じ試料をイメージングすることが可能になっています。ZEISS の Xradia VersaXradia Ultra は研究所ベースのX線顕微鏡シリーズで、内部構造解析のためにミクロン以下からナノメートルの空間分解能という最高の解像度に加え、軟組織や軟細胞での最高のコントラストを提供します。多くの場合、試料を染色する必要はありません。3D XRMアーキテクチャには、生命科学イメージングにおいて、以下のような他にはないメリットがあります。

高速 3D バーチャルヒストロジ向けの高分解能:

  • Xradia Versa の空間分解能: <700 nm
  • Xradia Ultra の空間分解能:50 nm
  • 細胞及び細胞内構造の視覚化
  • XRMの持つパワフルな相関機能で光学顕微鏡および電子顕微鏡との相互観察r

 

高コントラストとさらなる明瞭さ:

  • 調整可能な検出器構造と産業分野で最も高度なシンチレータ使用による高吸収コントラスト
  • 屈折およびゼルニケ法の位相差による無染色組織のイメージング

 

最小限の試料調製:

  • 単調でアーチファクトや情報の破損にもつながる物理断面を回避

 

生物工学やバイオメカニクス用のin-situ解析:

  • 張力をかけた、あるいは水和した状態など実際の環境下で試料をイメージング
  • 長い作動距離でも3D X線の高分解能を維持し幅広い試料と形状に対応

 

Xradia Versa: 従来の限界を広げます

2011年の発表以降、Xradia Versaソリューションは、試料の価値と影響を広げるために非破壊イメージングが利用される材料科学、生命科学、エネルギー、電子工学といった主要な研究分野で飛躍的な前進を可能にしてきました。 世界中の非常に有名な施設の多くで、X線顕微鏡観察(XRM)は重要なイメージング手法の1つとなっており、従来の技術や知識を統合したものを補って効率を向上させています。

柔軟・統合・非破壊

  • 貴重な試料をX線で3D非破壊イメージングし、内部を研究
  • 100nm以下のボクセルサイズを利用する業界トップの700nmの空間分解能
  • さまざまな大きさの試料に対応するため、離れたところからも分解能を有し、大きい試料の内部イメージングにおいても高分解能・高コントラストを実現
  • 識別が難しい材質のために、目的とする位相や特徴で今までにないコントラストを実現
  • XRMの持つ非破壊性のため、4Dでin-situイメージングが可能

 

ZEISSのアーキテクチャーが、このような研究において高いコントラストと解像度を実現しています。

皆様のアプリケーションのために

生命科学では、関節炎の進行、ガンの転移、先天性心疾患、妊娠時の疾患、骨粗しょう症の研究にXradia Versaが利用されています。

  • 骨粗しょう症の研究において、個々の細胞と同じ尺度で様々な骨構造を観察し、細胞が骨を壊す方法と場所を理解する
  • 魚、昆虫、化石などの環境モデルにおける構造変化を研究して環境内の毒素の影響を理解し、バイオレメディエーションに対する反応の識別と確認を促進
  • バイオ骨格素材の効率、組織のインプラントへの付着能力、新しい製薬ソリューションの細胞や象牙質への影響の明示
  • 機能情報と超微細構造情報との相関には、光学顕微鏡と電子顕微鏡の両方の利用が必要。Xradia Versaを使って光学顕微鏡と電子顕微鏡をつなぎ、染色組織切片を用いた非破壊でない電子顕微鏡手法の指針とする。

Xradia Ultra: 研究室でシンクロトロン品質のイメージング

X線による非破壊イメージングによって、関心領域の切断やセクショニングを行うことなく、内部構造の詳細な3D体積データを得ることができます。このため、同じ試料を繰り返しイメージングすることが可能になります。 Xradia Ultraは、顕微鏡試料の3D視覚化用スキャナで、研究所向けの製品で唯一50nm以下の空間分解能を持っています。 このXRMは、高流量の研究所用X線源と特別なX線光学系の組み合わせで、FIB-SEM、TEM、AFMといった既存の高解像度イメージング方式と、光学顕微鏡や従来のマイクロCTとのギャップを埋めるものです。

さらにシンプル。 さらに賢く。 さらにひとつに。

  • 50nm以下の解像度を持つZEISSのXradia Ultraは、世界最高の解像度の3D X線顕微鏡で、ナノスケールの内部構造を非破壊で観察する能力を提供
  • 高い空間分解能と広視野モード
  • ゼルニケ位相差イメージングの統合によって、吸収コントラストが低い場合のエッジや界面の可視性を向上
  • 相関ワークフローでの効果的な高解像度解析。試料の部位特有の範囲を対象とするためのロードマップとしての機能を果たし、機能を破壊するリスクや機能を探すために余計な切削時間を使うリスクを最小限に抑えながら、FIB/SEMに隠されている関心機能を今まで以上に効率的に発見

皆様のアプリケーションのために

  • 硬組織内の詳細なナノ構造を研究(骨小腔と細管網)
  • 軟組織を高コントラストでイメージング(無染色および染色細胞小器官)
  • バイオメディカルや環境の研究において微量元素がマップされるマイクロメートルレベルでの場所、細胞全体のような厚みのある試料、自然水和状態にある組織切片を、高い分解能(100nm以下)で理解する
  • 血管新生のマッピングを含む、器官内の血管の分散を3Dでイメージング