工業・材料解析

ソリューション

機械装置・工作機械工業

確かな日常業務と高度な研究

機械工学や機械製造の分野では、広い範囲の装置や機械部品に光学顕微鏡と電子顕微鏡が応用されています。 そのような顕微鏡は、日常業務において規格化された測定を行う確かなツールであると同時に、高度な研究ツールでもある必要があります。 新しい材料、表面管理プロセス、溶接や留め具、品質管理や故障解析の研究や開発に、光学顕微鏡による調査を用いることができます。

構造調査

鉄鋼の構造部品の破砕の根本的原因は、微細構造の欠陥にさかのぼることができる場合が多くあります。微細構造の欠陥はひび割れを引き起こします。微細構造の欠陥やひび割れは、光学顕微鏡で突き止めることができます。 同様に、ナットやボルトなどの留め具の完全性も、器具の構造的な安全性に欠かせないものです。 多くの場合、微細構造、粒子境界、粒子形態といった特徴が重点的に調査されます。金属や合金の材料特性への張力、熱、負荷の効果を評価するためです。

トポグラフィと膜厚

共焦点レーザスキャン顕微鏡などの3D技術によって、粗さや高さのプロファイルといったトポグラフィ情報を得ることができます。 表面の品質の調査、精密機械加工の結果解析、切断ツールの状態の評価も可能です。
多くの場合、工作機械や機械部品は、様々なコーティングによって摩耗、裂損、腐食、熱に対して保護されています。 共通基準によれば、蒸着プロセスと品質管理の両方の際に、層の厚さを測定する必要があります。 様々な顕微鏡技術が、膜厚を測定する助けとなります。たとえば、専用の顕微鏡ソフトウェアモジュールがサポートしているcalotte テストなどです。

鋼の非金属介在物

鉄鋼製造の際の基本的な品質問題の1つが、「清浄度」です。 製造プロセスの間に、異なる影響を与える変動要因によって、製品内に不純物が混入する場合があります。 このような非金属介在物(NMI)は、鋳型の上端を覆っているスラグや、溶鉱炉の裏張りに由来している可能性があります。 合金の元素、沈殿ガス、リサイクルされたスクラップ金属内の汚染元素との化学反応で介在物が生成されることもよくあります。 非金属介在物の種類や量は、鉄鋼の力学的性質や物理的性質に大きく影響(たとえば、伸張強度、硬度、疲労限度など)し、部品全体に致命的な欠陥をもたらす可能性があります。

貴方の努力と専用ソフトウェアを結びつける

カールツァイスの光・電子相関顕微鏡ソリューションであるShuttle & Find(光学顕微鏡と電子顕微鏡の組み合わせ)によって、機械装置・工作機械工業で視覚的な調査とEDXによる化学的な特徴の解析を相関づけることができます。 標準に基づくテスト手法には、専用のソフトウェアが必要です。 鉄鋼内の非金属介在物の内容と、粒子サイズの分散の両方が、強度や耐破壊性などの材料の様々な力学的特性に影響します。 これらは、適切なソフトウェアモジュールによって、機械的に実行されます。 製造プロセスの後で部品の清浄度を測定するために利用されるのが、汚染物質の定量的な粒子解析と自動テーリングです。これも、専用の顕微鏡システムとソフトウェアによって行なわれます。

機械装置・工作機械工業用推奨製品群: