ZEISS PiWebのレポート機能では、様々な1D・2Dバーコードを直接生成できる新要素が利用可能になりました。変数やテキストを使用して、各種タイプのバーコード、QRコード、データマトリックスコードを生成し、例えば、WhatsAppや電子メールで品質データに関する情報を送信したり、ZEISS PiWebアプリでデータを表示したりすることが可能です。

個々の部品ではなく複数の部品にルールを設定することで、通知を簡単に管理できるようになりました。さらに、複数のユーザーまたはユーザーのグループにルールを適用して、部門または担当ユーザーの通知設定を素早く行うことができます。

AND/ORロジックでデータをフィルタリングする新機能により、組み合わせの可能性が無限に広がります。また、データセットを複数回並べ替えることで表やレポートのデータを正確に整理できます。

ZEISS PiWebモニターに新しいツールが加わりました。特徴のハイライト表示やスタンプのビジュアライゼーション機能によって、ユーザーは図面上のどの特性に注意を向ける必要があるかを正確に把握することができます。さらに、ZEISS PiWebプランナーとZEISS PiWebデザイナーでもスタンプの位置を変更できるようになりました。レポート作成用の新しい動的な要素も利用可能です。

ライセンスフリーのZEISS PiWebモニターは、レポートと測定データの視覚化を提供します。この機能では、インタラクティブ要素と詳細表示は無効になっています。

ZEISS PiWeb 8.0は、カスタマイズ可能なテンプレートフラグにより、インタラクティブな欠陥CADビューを改善します。フラグは、測定されたフィーチャーに関する幅広い情報を視覚化します。フラグの色、ラベル、内容、CADポイントへの接続線を定義したり、ドラッグ＆ドロップでフラグを整列させたり、移動させたりできるようになりました。

測定データをグループ化し、棒グラフや円グラフで表示したり、測定ステータスに基づいて分類したりできるようになったため、シフトごとの生産部品数、ロット番号ごとの良品・不良品数などの概要をすばやく作成できるようになりました。また、新しいフィルター機能では、測定属性、特性のステータス、測定許容範囲外または範囲内の値に基づいてデータをフィルターすることができます。

通知ルールの新しい管理ツールにより、ユーザーは他のユーザーへの通知を簡単に設定できます。ZEISS PiWebアプリでルールを管理することもできます。ZEISS PiWeb 8.0では、ZEISS PiWebの通知機能およびすべての改良を無料でご利用いただけます。

ZEISS PiWebは、クライアント側とサーバー側の新しいエンドポイントの統合により、1つの高性能なテストプランクエリで複数のパーツからのデータを表示するレポートをロードする際のパフォーマンスが向上しました。その結果、ZEISS PiWebモニターのロード時間は、サンプルレポートで8分15秒から7秒に短縮されました。パフォーマンスの向上はケースバイケースです。

お客様のニーズに合わせて開発され、当初は無料で導入されたZEISS PiWeb通知は、ユーザー定義のルールに基づいたアクティブな通知を提供します。品質ルールが破られた場合、例えば測定値が許容範囲外であったり、限界に向かっている傾向がある場合、そのルールを購読しているユーザーにはすぐに詳細が通知されます。通知はZEISS PiWebアプリでも利用できます。

ZEISS PiWebアプリは、ユーザーが品質データに素早くアクセスして評価することを可能にし、対策の反応時間を短縮します。このプロセスをサポートするZEISS PiWebの通知機能は改良され、通知の一覧表示と詳細表示、通知バッジが提供されるようになりました。

インライン測定装置とオフライン装置は、正確な結果を得るために頻繁に相関させる必要があります。ZEISS PiWebインライン相関は、偏差が発生した場合、一元的にオフセットを計算し、インライン機器にエクスポートできるファイルを生成します。これにより、機械間で結果を転送する必要がなくなり、測定精度が維持されます。