健康と予防

新しいメガネを購入するためのチェックリスト

遠用、近用のメガネ、スポーツ用メガネ、読書用メガネ、仕事用のメガネ:知っておくべきこと

20 9月 2022

新しいメガネを買うときの重要な注意事項は何ですか。知っておくべきことは?どんな間違いに気をつければ、新しいメガネを活用することができるでしょうか?BETTER VISIONのメガネ購入のための総合的なチェックリスト:近用、遠用メガネ、遠近両用メガネ、スポーツ用メガネ、読書用メガネ、職場用のメガネ。

  • メガネを購入するためのチェックリスト

新しいメガネを買う前に メガネを買うにあたって、どのようなことを知っておくべきでしょうか?

新しいメガネを買うときに最も重要なことは、あなたのために十分な時間をとってくれて、詳しい情報とアドバイスを提供してくれる 眼鏡店 をみつけることです。メガネは、とてもパーソナルで他にない日用品で、あなたとあなたのライフスタイルに完璧に合わせてテーラーメイドされたものであることが望まれます。それだけでなく、新しいメガネで実際にものがどのようによく見えるようになるかは、多くの異なる要素に影響を受けます。そのため、眼鏡店ではていねいに相談を受け、詳しく質疑応答を行うほか最適な 度数を急がずきちんと、専門知識に基づいて測定することが非常に重要です。屈折測定では、あなたがくつろぎ、快適と感じていることが大切です。例えば視力テストや屈折測定は、あなたが花粉症に悩まされ、そのために眼の炎症に悩まされているとき、偏頭痛のある場合には測定すべきではありません。眼の検査、屈折測定を行っているときに間違うと、仕上がってしまったメガネでは修正することはできず、視野快適性は低下、メガネによる視力矯正効果も不十分になります。最悪の場合には、その結果としてメガネが適合しないということもあります。この重要なステップのために十分な時間をとり、眼鏡店にも、それだけの時間をかけて対応するよう主張してください。

お求めになるメガネがどのようなものであっても、選択の際には以下の点にご注意ください。

  • 新しいメガネの役割としてはどのようなことを期待していますか。
  • 仕事でもプライベートでも、メガネをかける場面の条件を詳しくご説明ください。
  • 眼に影響を与える可能性のある病気はありますか?
  • これまで古いメガネのどのような点が気に入り、気に入らなかったのでしょうか?
  • どのようなレンズコーティングが適しているのでしょうか?

スタートは適切なレンズを選定することから始めます。同時に考慮すべきなのは、

  • フレームを選ぶときには 個人のスタイルにマッチするだけでなくあなたの視界条件にも適している.ことが大切です。
  • レンズの材料やレンズ度数は最適なものをお選びください。メガネの装用感がより快適で、機能性も高く、外観上もよく仕上がります。
  • 反射防止コーティング、ハードコーティング、クリーンコート、カラーやフィルターについては眼鏡店にご相談ください。多くの場合オプション機能や保護を提供し、メガネをあなたの二ーズに正確に対応させられます。

フレームを選ぶときに大切なのはどのような点でしょうか?

レンズに加えて、大変重要なのはフレームです。いろいろなフレームを試すときに、見た目だけでなく、考慮しなくてはならない重要事項があります。フィット感は、長期的な装用性と快適性にとって大変重要なことです。フレームは顔にぴったりと合い、耳や鼻のように、直接皮膚に触れるところでは一切の圧迫を感じてはいけません。眼鏡店はフレームの側面をあなたの顔の形に合わせ、長時間装用してもテンプルがどこも圧迫しないように調整しなくてはなりません。最適に調整された側面は、耳の後ろにわずかな突っ張り感がありますが、これでメガネの重量が鼻を圧迫することを防ぎます。ぴったりと完璧にフィットしたメガネなら、装用者にはメガネをかけていることを意識しない、というのが一般原則です。

フレームは眉がフレームの上端の上または裏にあるときがベストポジションです。視界がフレームやレンズの縁に妨げられることがないため、最善の視界が保証されます。フレームのサイズを選択する場合は、よく注意してください。理想的なサイズはあなたの眼の間の距離と眼窩のサイズによって決まります。フレームは顔の幅を大きく上回らず、また頬骨に触れてはいけません。そうしないとレンズは曇り、顔の圧がかかっているどこかの場所に跡が残ります。大きめのフレームは現在のトレンドで、快適な視界と装用感を提供しています。

あなたのために正しい眼鏡レンズを選ぶためのヒント

  • Friends Chef Cook Cooking Concept

    読書用メガネは多くの人にとって、生まれて初めてのメガネです。一般的に、二つのタイプに区別されます。従来型のフレームの普通の読書メガネとハーフフレームまたは半月型のメガネです。ハーフフレームのメガネでは、あなたは目を下げるとレンズを通してものが見え、眼を上げるとレンズの上からのぞいてものを見ることができます。両方のバージョンとも通常の読書距離(例えば、あなたの目と本あるいは電子書籍の間の距離)とあなたの両目の間の距離は最適な度数のレンズを決定するときに非常に重要な要素です。眼を検査する前に、数日間日常の場面でいくつかメモを取ってみるのもいいかもしれません。例えば座っているときは、自分は携帯電話や本をどれくらい顔から離しているだろうか、寝そべっているときはどうだろうか、など。ノートパソコンのスクリーンと目の間の距離はどれくらいでしょうか?読書中の本よりも、スマートフォンのほうが目に近づけてみているということはご存知でしたか?    この貴重な情報により、眼鏡店は読書用メガネをあなたの目の習慣にあわせて最適化することができます。

  • 遠近両用レンズは、今では非常に一般化していますが、光学的には小さなマスターピースと呼べるものです。目指すのは、裸眼に近い視界を、メガネ装用者にも可能にするメガネを作ることです。そのためには、両眼視を可能にするために、一枚のレンズにいくつもの視界ソリューションを違和感なく最適に融合させなくてはなりません。これは豊富な経験と深い数学上の知識、そしてメガネ装用者一人ひとりの個性について正確な知識を必要とする光学上の挑戦です。

    A man with glasses talking on mobile phone

    遠近両用レンズを製造するときには特殊な方法が使われています。レンズ表面を削るとき、様々な機能がたった一枚のレンズに統合されるのです - 近距離、遠距離、目線の移行範囲など。さらに遠近両用レンズは視線をまっすぐに正面に向けたときだけでなく、横を向いたり、上や下を向いたりしたときでも、はっきりとした視界を可能にしなくてはなりません。これらのすべての微小な表面が最適に組み合わされ、ていねいに計算されなくてはなりません。こうして、眼鏡店は選択可能な多くの品質のレベルとカスタム化の度合いを提供することができます。新しいメガネに早く慣れ、自然な視界を満喫できるよう、眼鏡店に詳しくアドバイスを受けてください。

    基本的には、いろいろな視界ゾーンを組み入れるためのスペースが必要なので、遠近両用メガネ用のフレームは小さすぎてはいけません。そればかりか、眼鏡店は、遠近両用レンズの調整を、あなたが引き取りに行く前に行わなくてはなりません。レンズの正確な セントレーション が新しいフレームには非常に大事になります。調整が数ミリでもずれていると、首の痛みや頭痛の原因となり、遠近両用レンズの利点をフルには利用できないことにつながる可能性があります。

  • Young female architect with glasses working on blueprint

    読書用メガネの場合と同じように、仕事で使用するメガネでは、レンズと見ている対象物の間の距離が重大な役割を果たします。これは、「作業距離」と呼ばれているものです。すなわち、仕事のためのメガネを買う前に、ふだん自分はスクリーンからどれくらい離れてすわっているか、必要な距離幅を決めなくてはなりません。加工したい物体を、どのような距離で手に持っているのでしょう。

    それだけではありません。  あなたは、同僚やお客様とミーティングをすることが多く、焦点を簡単に、そして様々な距離に楽に合わせられる必要がありますか?自分にとって、レンズはプラスチックとガラスのどちらがいいのでしょうか?

    特に仕事では、きちんと、そして快適にものが見え、必要な距離へはやく焦点を合わせられることが重要です。眼鏡店へ正確に必要なものを説明すれば、そのようなことを可能にします。普段用のメガネの代わりに、特殊な仕事場専用のメガネを使用することが薦められることもあるでしょう。

  • Running woman

    スポーツ用メガネの場合、正確にはどのような場面で装用するかが最適のアイウェアを選択する場合の重要事項となります:あなたはどのような種類のスポーツで、どのような場面でスポーツ用メガネを装用する予定ですか?例えば、バイク用のメガネは眼を紫外線から守るだけでなく、フレームのサイズとカーブによって、効率的に風から守らなくてはなりません。偏光レンズの入ったメガネは、眼をぎらつきから理想的に守り、明暗を頻繁にスイッチしなくてはならない場合に素晴らしいソリューションを提供します。

    また予期せぬ「アクシデント」を避けるためにも、ヘルメットをかぶるスポーツ愛好家は、ヘルメットも眼鏡店にご持参ください。これに対してスキーヤーは、ゴーグルの下でもかけられるスペアのメガネを持っていることが、コンタクトレンズと並んでよい選択肢と思われます。この場合、曇らないように静電気を防止するコーティングが推奨されるほか、処方箋にあわせたゴーグルや、レンズの上に装用できるようなクリップタイプのものもあります。

購入後 - メガネは本当にフィットしていますか?

いよいよ、新しいメガネを引き取りに行けます!眼鏡店では、以下の点を再度点検します。

  • 新しいメガネの見え心地はどうでしょう。
  • レンズとフレームは最適にフィットしていますか。
  • 特殊仕様の機能性、仕上がりはどうですか?(レンズコーティング、グラデーションなど)
  • 遠近両用レンズの場合は、セントレーションは完璧でしょうか?あなたに合わせた視界のゾーンはうまく合っていますか?ゆっくり時間をとって、新しいメガネをかけて部屋の中を何分間か歩き回ってみてください。

レンズがしっかりとフレームにはめ込まれているかどうかも確認しましょう。眼鏡店に修正してほしい点はありますか。レンズの端が正面から見たときにはっきりと見えすぎていたり、メガネが鼻や耳を押し付け過ぎているような場合も、修正を頼んでください。

一般原則として:とにかく眼鏡店に相談してみること。喜んで、助けてくれます。そして、後日メガネで何らかの問題が起きたとしても、すぐに眼鏡店を訪ねてください。新しいメガネに慣れるまで、少々の時間がかかるものだとしても、安心して使えることが一番ですし、視界もできる限り明快でなくてはなりません。


この記事をシェアする