正しいレンズコーティングの選び方　１０のヒント

レンズはコーティングを施すことにより完璧に仕上がります。快適な視界を楽しめるようにサポートし、メガネを最大限の品質に仕上げます。必要に応じた処方箋だけでは、最適な視界を保障するには至りません。BETTER VISIONは、どのレンズコーティングがあなたのニーズに最も合っているか、また、新しいメガネを買うにあたって、どのような点を考慮すべきか、知っておくと便利な10のヒントをまとめてみました。

すべてのレンズの表面は光を反射します。避けられないこととはいえ、非常に不快に感じられることもあります。しかし、この現象を軽減する技術があります。高品質な反射防止コーティングは、目を外側から見えやすくするだけでなく、煩わしい反射の大半を打ち消してくれます。また、夜間の車の運転や読書をとても楽にします。そして、メガネの表面の反射が抑えられるので、レンズの外からでもあなたの目がよく見えるようになります。質の高い反射防止コーティングは、最善の効果をもたらすために、複数の層からできています。こうして、異なる波長や方向の光によって生じる反射が抑えられ、目の疲労が軽減されます。

ヒント:ZEISSの新しいレンズコーティングは、視界を更に改善するお手伝いをします。DuraVision^® Platinumコーティングの革新的技術のおかげで、煩わしい反射が更に20％減りました。

今日では、大抵のお客様がプラスチックレンズを選ばれます。しかし、これらのレンズはガラス製のレンズほど硬くはないため、スリキズがつきやすいのです。耐久性を高めるためには、特殊なハードコーティングをお勧めします。視界を妨げることもあるスリキズに対して表面を傷つきにくくします。

新しいZEISS DuraVision^® Platinumコーティングは、非常に耐久性の高いハードコーティングと反射防止コーティングを組み合わせました。このコーティングは反射防止コーティングを施したプラスチックレンズを保護し、ガラスレンズと同等の性能を引き出したものです。調査によると、DuraVision^® Platinum のコーティングを施したレンズは、現在の一般的なプラスチックレンズの3倍もの硬さに達することがわかっています*

_{*ZEISS レンズ、1.67 の DuraVision Platinumテクノロジーを、1.67 の LotuTec^® と比較しています。}

はい。DuraVision^® Platinumテクノロジーを搭載したレンズは、多層膜でできています。これらの薄い膜の層は、4つの役割を果たしています。まず、レンズ基材にハードコーティングが施され、それから複数の反射防止コーティングが蒸着され、最後には汚れ防止の層が搭載されます。この最後の層により、レンズは密閉され、完璧になめらかな表面を形成します。その結果、汚れも湿気も表面から滑り落ち、レンズは長時間きれいな状態に保たれます。そして、より簡単にお手入れができ、とても便利です。

はい。まず、これらのコーティングを施したレンズは、非常にすぐれた静電気防止機能を持ち、塵やホコリをひきつけにくいために、汚れにくい、という特徴があります。第二に、超撥水、撥油性の層のおかげでお手入れが楽になります。レンズクロスで簡単にきれいにするか、水で流して、簡単にふき取るだけできれいになります。蓮の葉に見られるロータス現象の原理で、水滴は表面からすべり落ちるので、通常マイクロファイバークロスで拭く必要もありません。

Tシャツの裾、袖口やハンカチを使ってメガネのそうじをしないでください―小さな汚れの粒子がレンズにキズをつける可能性があります。クリアな視界が失われてしまう、という結果になりかねません！たくさんの小さなスリキズがレンズの表面を曇らせてしまいます。ですから、洋服、ティッシュなどでレンズを拭くのは避けましょう。

毎日のお手入れは、水で流すか、
クリーニングスプレーとマイクロファイバーのクリーニングクロスを使うことをお勧めします。そして、合間には、コーティングにキズをつけないウェットタイプのメガネ拭きを使います。これらは、ひとつひとつ個別に袋に入っており、いつも携帯でき、長期的にもよい効果があります：視界の改善とレンズ寿命の延長に貢献します。

はい、とてもたくさんあります。落としたり、不適切な扱いによって傷つけたり、極端に高いまたは低い温度にさらしたりすれば、レンズにダメージが及びます。暑い夏の日の車中に発生する熱気も、避けたい環境です。あるいは、サウナでの使用または家庭用ヒーターにさらすこともやめましょう。メガネのレンズは、このような環境での使用のためには作られていません。装用者が軽視しやすいのは、レンズをハンカチや衣類の端で拭くときに、レンズそのものに付着しているごみによるキズの危険です。すべてスリキズの原因になります。最新ハードコーティングはこれらの問題を軽減します。レンズのキズに対する耐性を高め、寿命を延長させます。

子どもにとって反射防止コーティングは遅くとも、特に学校にあがるまでには非常に重要なものです。詳細については、眼鏡店にお気軽にお問い合わせください。そしてハードコーティングは、子どものメガネにとってはもちろん不可欠です。ぶつけたり、落としたり、と、子どもの日常生活につきものの場面に耐えうるのです。子ども特有のニーズに慣れている眼鏡店をお選びください。優良な眼鏡店では、お子さんの目をきちんと、やさしく完璧に検査し、ひとりひとりの要件に合った適切なメガネを作ってくれます。

サングラスを思い浮かべるときに普通連想するブラウン、グリーン、グレー、といった色彩は、ちょっとつまらないかも知れませんね。なにしろ、世界はとてもカラフルですから。装用する場面にあわせ、控えめな色づけによって視界の質が向上し、気分も高揚して、ユニークでお洒落なスタイルも楽しめます。ご希望に従い、眼鏡店ではすべてのお洒落なカラーのレンズをフルカラー、グラデーション、または流行のダブルグラデーションでご提供いたします。大切なのは、日常的に使うのか、サングラスとして使うのか、特別なスポーツなどの活動に必要なものなのか、どのような機会のどの場面で装用する予定か、眼鏡店にお話しいただくことです。ぜひ眼鏡店にご相談ください。

カラーレンズには、多くのメリットがあります。ルックスをとても個性的にするだけでなく、コントラストの見え方を改善し、気分を高揚させ、人工灯のぎらつきを減らし、より快適な視界を提供します。しかし、あなたのヘアスタイル、お化粧や服装にもマッチしたものでなくてなりません。派手な色が大好き、というわけではない場合、パステルカラーがぴったりでしょう。ヒント:メガネはまずヘアスタイルと顔の形にあわせ、次に服装に合うものでなくてはなりません。たいていの色は、金髪にも黒髪にも似合います。ピンクと紫は、赤毛の人に向いています。肌の色もお忘れなく。これも重要な要素です。元気な色は、色白の人に向いています。

ただし、アイメイクが派手すぎて、カラーレンズやメガネフレームが目立たなくなってしまわないようにしましょう。アイライナーとマスカラは、目を強調するためにもちろん大事です。口紅も、口元と目をパーフェクトにマッチさせるためには欠かせません。カラーレンズは、このように、エキゾチックやエレガントなど、あなたが目指すルックスを演出してくれます。目立ったデザインのメガネであればあるほど、服装はシンプルなものを選ぶというのが基本です。カラーレンズを装用する場合には、宝飾品その他のアクセサリーもできるだけ控えめにしましょう。ちなみに、眼鏡店ではさまざまな色のレンズをご注文いただけます。お気軽にカラーサンプルをお渡しいただければ（例えば、お気に入りのハンドバッグの色、など）それに合わせてレンズを発注します。

調光レンズは、私たちの日常生活のいろいろな場面に適しています。普通の日照環境で、屋内外に出たり入ったりすることが多い場合には、ZEISS PhotoFusion Xという最新の調光レンズでのUVケアに切り替えることも、便利かもしれません。前世代の調光レンズに比べ、光の変化に対して反応が速く、日向では最も濃い色に、室内に戻れば数秒以内にほぼ完全に透明に戻ります。特に、明るい夏の日に、路上から店内に入ったりした場合に、「暗闇」に取り残されないためにも、透明に戻るスピードを確保することは大事なことです。なお、PhotoFusion Xレンズは100％の紫外線保護をすべての調光レベルで保証し、光学的な品質は常に全く同じ高い標準を提供します。カジュアルな方、スタイリッシュな方、エレガントな方、また、大人からお子さままでご利用いただけます。ZEISSの新しい調光レンズに関する詳細はこちら

それほど明るくない部屋に入ってもまぶしく感じるようなことがありませんか？そんな場合にも調光レンズをお勧めいたします。どのような明るさの環境でも、スムーズに適応し、常にいつでもリラックスした、快適な視界を保証します。