Windowsベースのノートパソコンをプラットフォームとし、USBタイプのプローブを接続するだけで、患者さんを待たせることなく検査が可能です。処置室、外来、病棟や往診など、持ち運びも可能なポータブルなAモード・Bモードの登場です。
超音波画像診断装置 B-Scan Plus
認証番号 :226AHBZX00019000
・ 広画角60°で高解像度の画像取得
眼底出血や白内障の程度が強く眼底透見が困難な症例、OCT光が届かない強度近視眼の眼底検査、後部ぶどう腫など眼球後極部の形状などを把握するスクリーニングで、ワイドで繊細な画像取得が可能です。
眼底カメラは画角45°程度、OCTではさらに画角は狭くなりますが、B-Scan Plusは画角60°の画像取得が可能です。
・ 低エネルギーで被験眼にもやさしい
ノートPCにUSBでプローブを接続するだけの軽量・コンパクトな設計で場所を選ばず、検査・診断が可能です。USBポートから電源供給を受けるためPCのバッテリーが十分であれば、コンセントのない場所でも短時間であれば診断が可能となります。
また、少ないエネルギーでの超音波出力を実現しており、患者様にもやさしい設計です。
最大超音波出力 MI 0.199
Ispta.3 0.379mW/㎠
Isppa.3 21.1W/㎠
・ ユニークなプローブコントロール
プローブ1本で12MHzと15MHzの使い分けが可能です。対象や部位に合わせて焦点深度を変更し、診たい部位の描出に優れています。スキャンのスタート・ストップコントロールがプローブで実施可能なため、省スペースで検査が可能です。
対象や部位に合わせた焦点深度が可変
12MHz 30mm 60mm
15MHz 50mm 100mm
・ 多彩な診断補助機能
動画記録や再生機能の他、オートやマニュアルでの画質の調整、画像拡大など診たい部位を簡単に最適な画像を作成します。距離、面積、角度計測による分析機能も充実しています。最長34秒間の動画取得が可能なため、瞬時の微細変化を逃しません。
超音波画像診断装置 A-Scan Plus Connect
認証番号 :225AHBZX00010000
A-Scan Plus Connectは、セグメント方式を採用した超音波診断装置です。PCにインストール可能なソフトウェアとプローブの構成で検査の場所は選びません。
セグメント方式
組織ごとの音速を用いて眼軸長を算出するため、長眼軸、短眼軸眼に有用です。
また、セグメント方式を採用しているため、シリコンオイル注入眼でも、素材に合わせた音速
を既定した専用モードで高精度な測定が実現できます。
選べる2種類の測定方式
・ コンタクト(接触)式
付属のプローブを用いて直接角膜に接触させて測定します。
ゴールドマン式アプラネーショントノメーターへの取り付け、測定が可能です。
・ イマージョン(水浸)式
イマージョンシェルを用いることにより、プローブを角膜に接触させることなく測定します。
測定者間の差異が少なく、短時間での測定が可能なため、固視が難しい患者にも有用です。
アライメントミス防止機能
測定誤差を最小限に抑える機能が搭載されており、オートモードでは測定条件を満たした場合に計測します。
ネットワーク
IOL マスター(モデル500)とのリンク、電子カルテやファイリングシステム、DICOMへのデータ転送
コネクトプラットフォーム
別売のA-Scan Plus Connectと併用することで、超音波コネクトプラットフォームとしてご使用が可能です。PCにプローブを差し替えるだけで、BモードからAモードへスムーズな連携、省スペースでご使用いただけます。
・ 超音波コネクトプラットフォームの特徴
- A-Scan Plus ConnectとB-Scan Plus間の患者情報の共有
AスキャンからBスキャンへのスムーズな連携が可能です。登録された患者情報は、コネクトプラットフォーム上であれば、患者情報の共有が可能です。 - A-Scan Plus ConnectとIOLマスター(モデル500)との連携
超音波眼軸長測定装置 A-Scan Connectの測定値はIOLマスター(モデル500)へ転送が可能です。測定に水浸式をお使いの場合は、ULIBの定数を用い眼内レンズ度数計算を行うことが可能です。 - ネットワーク機能
ファイリングシステム、EMR、DICOM可能。
B-Scan Plusは、超音波画像診断を日常の診療に役立てる、ユーザーフレンドリーで新しいコンセプトのポータブル超音波画像診断装置です。