最も厳しい要求に応えるパートナーシップ 継続性が品質を保証

Müller Präzisionsteile GmbHは品質を非常に重要視しています。そのため、同社はZEISSの座標測定機に高い信頼を置いています。メンテナンス契約は最大限の信頼性を保証します。

Müller Präzisionsteile社がZEISSのソリューションを用いて成果を上げた方法
ZEISS PRISMO
カスタマーサービス
サービスパッケージ
成果:
  • 認証および文書化された測定機器の信頼性
  • メンテナンス契約はコスト削減を意味します
  • 定期的なシステム検査

Müller Präzisionsteile GmbHは、ZEISSのサービスとメンテナンスに信頼を置いています

興味深い話は偶然に起こるものです。例を示しましょう。2018年2月の初めに、ZEISSのメンバーがMüller Präzisionsteile GmbHを訪問しました。訪問の目的は顧客インタビューをするためでした。そのメンバーの中にZEISS Industrial Metrologyのテクニカルサービス部長のChristoph Discherがいました。Müller Präzisionsteile GmbHは長年に渡る彼の顧客の一人であったので、彼はこの機会を利用してニュルンベルクの街の近くにあるこの会社を訪問したいと考えたのでした。レーシングカーのエンジンや原子力発電所で使用される金属部品のこのスペシャリストは、現場で5つの座標測定機を稼働させています。この日、Discherは会社の経営陣と話をして、彼らがZEISSのサービスに満足しているかどうか、そして改善できることがないかどうかを知りたいと思っていました。

ところが、何気ない挨拶をするかのように、品質管理責任者であるGünter EcksteinはDischerに、「PRISMOが故障しています」と伝えました。品質管理部門が所有するその最大の座標測定機は、前の晩から故障して止まっていたのでした。Discherは気まずい気分になり、「よりによって訪問日に故障しているなんて、何てついていないのだろう!」と後悔しましたが、事態はまもなく好転します。その後、3時間もしない内に彼は同僚のサービスエンジニアが困難な状況にもかかわらず、迅速かつ正確にこの問題を解決する様子を目の当りにするのです。Müller Präzisionsteile GmbHは、機械の停止時間を防ぐために、5台の座標測定機のマスターメンテナンス契約を締結しました。契約の一環として、各座標測定機は2年ごとに大規模なメンテナンスを受けます。ZEISSのサービスエンジニアは機械を分解し、摩耗した部品を交換してから徹底的な校正を行います。この作業全体で1週間かかります。品質管理におけるボトルネックを回避するために、機械メンテナンスの年間スケジュールが作成されていました。次の機械は4月に、もう1つは11月に検査される予定でした。世界中で使用されているZEISSの3万台の座標測定機の約半分は、継続性とさらなるコスト削減を保証するメンテナンス契約を結んでいます。

ZEISSサービスエンジニア、Michael Naumann
故障の原因を調査中の ZEISSサービスエンジニア Michael Naumann
ZEISSサービスエンジニア
ZEISSサービスエンジニアのMichael Naumannは、故障の原因であるプローブの不具合をすぐに見つけました。プローブの交換には30分しかかかりませんでした。ZEISS PRISMOは再び使用する準備が整いました。

Müller Präzisionsteile GmbH、最高経営責任者(CEO)Stephan Müllerにとって、会社で使用する測定機器の定期的なメンテナンスは当然のことです。社名のPräzisionsteile(精密部品)は同社の製品が非常に厳密なメンテナンスおよび校正の要求があることを意味しています。原子力発電所の部品を製造している企業など、多くの顧客に同じことが当てはまります。彼らの測定機器の信頼性に関する包括的な認証がなされておらず、証明書も発行されていなければ、Müller Präzisionsteile GmbHに多くの注文が舞い込むことはないでしょう。それでも測定機が故障したらどうなるでしょうか?高い堅牢性で知られるZEISSの測定機でさえ、故障する可能性はあります。不幸にも故障した場合には、顧客はZEISSホットラインに電話します。その後、サービスエンジニアが修理に向かいます。「すべての修理の半分は翌日に行われます」とDischerは説明します。「これは常に可能というわけではありませんが、それでも私達は緊急の問題に対する解決策を模索します」。彼がMüller Präzisionsteile GmbH社を訪問した日がまさにそんな一日でした。MüllerとEcksteinが彼らの経験について話し合い、Discherといくつかの優しい言葉を共有している間、サービスエンジニアのMichael Naumannが測定室に入り、仕事に取り掛かっていました。彼はその日の朝の8時に電話を受け、イエナでのサービスコールを片付けてから直接ニュルンベルクに向かいました。Naumannが工具箱を開いたのは午前11時30分でした。

私はZEISSと25年間一緒に仕事をしてきました。彼らはいつも私を大事にしてくれています"

品質保証責任者、Günter Eckstein氏

Naumannのツールボックスには、座標測定機で頻繁に壊れるものがほとんどすべて入っています。診断にはPRISMOをちょっとだけ見れば十分です。「原因はプローブです」。プローブは少しでもぐらついてはいけませんが、そのプローブはグラグラしていました。原因を突き止めてプローブを交換するまでに、わずか30分しかかかりませんでした。「プローブの内部サスペンションが壊れていました」とNaumannは説明します。問題は解決しました。Christoph Discherは安心し、ZEISSが今後数カ月以内にサービスをさらに向上させる方法をMüller Präzisionsteile GmbH社と共有しました。将来的には、ZEISSはすべての座標測定機から稼働データを収集できるようになります。これにより、特定の座標測定機の特定の部分がいつ故障するかを予測することができます。予測メンテナンスは、スマートプロダクションの大きな利点の1つです。また、万が一の故障時には機械のデータにアクセスするアプリもあります。これにより、お客様とZEISSサービスの両方が必要なメンテナンスをより適切に計画できるようになります。Michael Naumannは彼の工具箱を閉じます。Günter Eckstein氏はZEISSチームに感謝しています:「私はZEISSと25年間一緒に仕事をしてきました。彼らはいつも私を大事にしてくれています」。

優れたチームワークのメンバー:ZEISS と Müller Präzisionsteile GmbH (注:本稿の内容はドイツにおける事例です)
優れたチームワークのメンバー:ZEISSのサービスエンジニア Michael Naumann、Günter Eckstein、Müller Präzisionsteile GmbHの品質管理責任者でCEOのStephan Müller、ZEISS Industrial Metrologyの技術サービス責任者 Christoph Discher (左から右へ)。
Mueller Präzisionsteile
Müller Präzisionsteile GmbHについて

Müller Präzisionsteile GmbHは、ニュルンベルク近郊のピルバウムに本社を置き、モータースポーツ、原子力発電所、航空宇宙産業向けに小ロットサイズで高精度部品を製造しています。前身の会社は1965年にGeorg Müllerによって設立されました。同社は1977年に受託製造を開始し、その1年後に最初のCNC座標測定機を導入しました。これは当時としては真の革新と言えます。Müller Präzisionsteile GmbHは1978年に設立されました。今日、同社とその130人の従業員は、旋盤加工、フライス加工、研削加工、および放電加工を含む金属加工プロセスのチェーン全体を網羅し、包括的な品質保証も行っています。