非破壊検査 例:コネクタの筐体

コネクタの筐体は量産工程を経て他の部品とアセンブリされ、プラグを形成します。
このプラグは最終的には機械やシステムに統合されます。
コネクタ筐体内部の欠陥は、後工程にて検出されると追加コストが発生します。
そのため樹脂鋳造品内部の欠陥は100%の信頼性を伴って早期に検出することが必要になります。

大量量産に利用できる、射出成型プラスチック用ZEISS CTソリューション
ZEISS VoluMax
ZEISS CALYPSO
成果:
  • 一回の測定で品質機能を検証
  • 隠れた内部構造の非破壊3D検査
  • オペレータの影響を防止
  • 取得したデータを時系列で視覚化
  • データはいつでもリアルタイムでアクセス可能

量産工程における多量検査

課題

樹脂鋳造品内部に発生する、検出すべき欠陥は以下のとおりです:

  • 空洞
  • 異形状
  • 誤差値と肉厚
  • バリ
ZEISS CALYPSO CTを用いた安定的かつ理想的な3次元ボリュームデータ測定
ZEISS CALYPSO CTを用いた安定的かつ理想的な3次元ボリュームデータ測定

基本的な検査手法

目視またはゲージを用いる通常の非破壊検査では、確認すべき全ての検査項目のうち、ある特定の側面を見ているに過ぎません。測定対象全体の撮像イメージを取得するために、複数の
プロセスが組み合わされる必要があり、結果が統合されます。
物質組織学は内部の構造を把握するための破壊検査手法です。
しかしながらこの手法は大変な時間と労力を要するため、定期検査としてはそぐわないものです。

ZEISS VoluMaxの利点

ZEISS VoluMaxを用いることで、X線スキャニングを一度実行することで必要な特徴、部品を確認することができます。一度の手順で隠れて見えない内部の構造を、非破壊で3次元的に検査することができます。これにより主観的な評価やオペレーター違いによる測定への影響を大幅に抑えることができます。ZEISS VoluMaxの際立った強みは次元解析です。全体の形状を3次元的な構造を保ったままCAD、または参照面と比較することができます。
例えば、測定値と実測値の誤差値が色別で表示されます。

VGStudio Maxを用いた空隙検査
VGStudio Maxを用いた空隙検査
VGStudio Maxを用いた横断面表示
VGStudio Maxを用いた横断面表示

実地検査

一般的に樹脂成型品は製作されるたびに製造装置から外され、CT装置により検査されます。特別な場合、複数のサンプルが検査されます。測定部品は自動的に認識され、準備された検査プログラムが自動化された解析を実行します。部品内の空隙の数が読み込まれ、検知された欠陥は樹脂の鋳型と製造クラスターに紐付けされます。検査結果に基づき、オペレーターはどの部品が追加工してもよいものかどうかを判断します。

ZEISS PiWebを用いた品質データ統合マネジメント

ZEISS VoluMaxにより自動的に生成された価値のあるデータは、ZEISS PiWebにより世界中のどこでも利用・評価可能にするために文書化されます。例:ZEISS PiWebは時系列順に取得したデータを表示することが可能です。例えば磨耗起因の質に関する緩やかな変化が可視化、モニターすることが可能です。ZEISS PiWebは全自動かつプロフェッショナルなデータの文書化に関する理想的なソリューションなのです。中央サーバーで管理されているこれらのデータは安全なインターネット環境を介すことでリアルタイムにいつでもアクセスすることができるだけでなく、加工または他のデータとの相関解析を行うことが可能です。

ZEISS PiWebはどの空隙が欠陥なのかを表示します。
ZEISS PiWebはどの空隙が欠陥なのかを表示します。